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白井、安定感欠き内村のV10阻止ならず「干支1周回る前には世代交代」

スポーツ報知 4/10(月) 7:03配信

◆体操 全日本体操個人総合選手権 最終日(9日・東京体育館)

 男子決勝で、16年リオ五輪個人&団体総合2冠の内村航平(28)=リンガーハット=が86・350点で優勝し、前人未到の大会10連覇を達成した。7日の予選は平行棒が乱れて4位と出遅れたが、この日は出場36選手でただ1人全6種目で14点以上をそろえる安定感が光った。2位は田中佑典(27)=コナミスポーツ=が0・050点の僅差で続いた。女子決勝では、リオ五輪団体4位の村上茉愛(20)=日体大=が2連覇を飾った。

【写真】V10ポーズを決める内村航平

 V10阻止を狙った20年東京五輪世代の若手は、絶対王者の精度にはね返された。リオ五輪団体金メンバーの白井は得意の床運動で15・600点と爆発力を見せたが、苦手のあん馬とつり輪が13点台で足を引っ張り3位。予選3位からの初Vを逃し「まだ追いつける存在ではない。すごいの一言。干支(えと)1周回る(12連覇)前には世代交代したい」と脱帽した。

 予選2位の谷川も、最終種目の鉄棒が13・800点と伸び悩んで4位。「航平さんがノーミスで来たら勝てない。Dスコア(演技価値点)が負けているのはもちろん、出来栄えも劣っているので基本をもっと見直さないと」と反省した。内村には届かないが、成長を示したのは事実。内村も「この世代で引っ張って、僕を超えていってほしい」と“シライ世代”の台頭を実感し、目を細めていた。

最終更新:4/10(月) 12:44

スポーツ報知