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【WTCC】開幕戦マラケシュ決勝:メインレースでホンダ勢1-2フィニッシュ。道上10位

4/10(月) 3:30配信

motorsport.com 日本版

 WTCC(世界ツーリングカー選手権)の開幕戦モロッコラウンド(マラケシュ)が行われ、メインレースではホンダCIVICが1-2フィニッシュを果たした。また、オープニングレースではWTCC参戦2戦目のエステバン・グエリエリ(シボレー)が優勝。フル参戦初戦の道上龍(ホンダ)はオープニングレースはリタイア、メインレースでは10位入賞を果たした。

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オープニングレース:グエリエリが参戦2戦目で優勝

 レースは波乱の幕開けとなった。ジョン・フィリッピ(シトロエン)がストールし、そこに行き場を失ったヤン・アーチャー(ラダ)が追突。ネスター・ジロラミ(ボルボ)もストールしかけるが、これを道上龍(ホンダ)はなんとか避けた。

 しかし道上は、ターン3でロブ・ハフ(シトロエン)に追突され、コース外にはじき出される。道上のマシンは左リヤサスペンションが壊れており、リタイアを喫することとなった。

 アーチャーのマシンはグリッド上にストップしてしまったため、セーフティカーが出動。マシンの排除が行われる。なおこの間に、道上に追突したハフもピットイン。リタイアしている。

 5周目からレース再開。トム・コロネル(シボレー)が先頭を走り、その後方に7台のマシンが連なっていく。しかしコロネルには安息の時は訪れず、エステバン・グエリエリ(シボレー)からのプレッシャーを受けることになる。コロネルは次第にブレーキに苦しみ、12周目のターン3でオーバーラン。大きくポジションを落とし、この間にグエリエリが首位に躍り出る。

 グエリエリはコロネルから受け継いだリードを守りきり、最終的にはボルボのテッド・ビョークに0.654秒差でトップチェッカー。3位には母国レースとなったメフディ・ベナーニが入った。

メインレース:ホンダ勢1-2。モンテイロが逃げ切る

 オープニングレースで優勝を果たしたグエリエリは、制限時間内のピットを離れることができず、ピットレーンスタートとなった。オープニングレース終盤にクラッシュし、マシンにダメージを負ったダニエル・ナギー(ホンダ)も同様である。

 ティアゴ・モンテイロ(ホンダ)が絶好のスタートを決め、ノルベルト・ミケリス(ホンダ)が2番手にジャンプ。スタート早々にホンダCIVIC勢が1-2体制を築く。

 道上はコロネルとハフに挟まれた9番手を行く苦しい展開。フル参戦デビュー初戦ながら、老練な2人の間で必死に周回を重ねていく。しかし5周目、ハフはついに道上を捉えて9番手に浮上。今度はコロネルを攻め立てていく。

 オーレリエン・パニス(ホンダ)は縁石に乗り上げた際に右フロントのサスペンションを折り、コース脇にマシンを止める。このマシンはなかなか排除することができず、その結果8周目からセーフティカーが出動。これにより、レース距離は23周まで延長される。

 11周目からレースはリスタート。この時、モンテイロが絶好のスタートを決め、ミケリスは若干出遅れてしまう。とはいえ、後続も離されることはなく、10番手の道上までがほぼ一列の状態でレースは進行していく。

 このトップ10台の中でも、ハフはコロネルを執拗に攻めていくが、コロネルは順位を守り切る。

 結局、モンテイロがレースを逃げ切り、今季1勝目。ミケリスが2位に入り、ホンダCIVICが開幕戦のメインレースを1-2フィニッシュで終えた。3位にはボルボのジロラミが入った。道上は先頭集団になんとかついていき、10位入賞を果たした。