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レビュー:“震えるヘッドホン”にワイヤレスモデルが!(1)

4/10(月) 19:51配信

Stereo Sound ONLINE

 Skullcandy(スカルキャンディー)は、2003年にアメリカで設立されたヘッドホン&イヤホンの専門メーカー。スポーツ向けBluetoothイヤホンやファッション性の高い密閉型ヘッドホンで、本国を中心に大ブレイクした。

 音質よりも見た目を優先したブランドと思われがちだが、実際に聴いてみると音にも独自のキャラクターがしっかり備わっており、今やBeats by Dr. Dre(ビーツ・バイ・ドクタードレ)などと並んで世界的な人気を誇るブランドに成長している。

 僕も以前、ある企画でBluetoothイヤホンをまとめて20モデルほど試聴した時に同社のイヤホンを初めて聴き(スポーツ向きのXTFREEというモデル)、その装着感の良さ、若々しく躍動的で質感の豊かな音に感激した記憶がある。

 今回紹介するのは、“震えるヘッドホン”として話題になった同社のサブウーファー搭載ヘッドホン、Crusher(クラッシャー)のテクノロジーとデザインを刷新してBluetooth対応としたCrusher Wireless(クラッシャー ワイヤレス)。音楽はもちろん、映画やVR、ゲームなど映像と組合せての使用も想定された、マルチパーパス&ワイヤレスヘッドホンだ。

 ドライバーは、新設計の40mm径“スピーカードライバー”と、34mm径“クラッシャードライバー”のデュアル構成で、後者がサブウーファー専用ドライバーとなる。従来のCrusherではモノーラル仕様だったこのドライバーが、Stereo Haptic Bassと呼ばれる技術の採用によりステレオ仕様となったのが大きな特徴で、左右独立の重低音再生を実現。“スピーカードライバー”についても全面的に見直されており、“クラッシャードライバー”とのつながりや解像度の向上が図られているという。

 Crusherでは、サブウーファーのレベルをイヤーカップ側面に装備されたスライド式レバーによって無段階に調整する仕組みだったが、Crusher Wirelessでもそれは同じ。パッケージに印刷された“BASS YOU CAN FEEL”のキャッチコピーの通り、“聴く”というよりは“感じる”低音を演出する。完全にオフにすることで、普通のヘッドホンとして使用することも可能だ。

(つづく)

Stereo Sound ONLINE / 伊藤隆剛

最終更新:4/10(月) 19:51
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