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不動産投資ローンの時に考える3つの金利タイプ

ZUU online 4/11(火) 20:10配信

不動産投資を始める時に考えるのが、不動産投資ローンの活用です。自己資金で全額を賄えるならいいのですが、借り入れが必要な場合は、どんな条件の不動産投資ローンを利用するかを考えなくてはなりません。

自分に合った不動産投資ローンを選ぶために、金利タイプ3種類それぞれのメリットと注意点を解説していきます。

■変動金利型を考える際のメリットと注意点

変動金利型は文字通り、金利が変動するローンです。金利が上昇した場合は、その分返済額が増えてしまいます。反対に金利が下がれば、その分返済額が少なくなります。すでに支払いを済ませた分の金利はそのままですが、経済動向に応じて利率が見直されることがあります。変動の幅は金融機関が決めるため、必ずしも市場金利の動向に連動するとは限りません。

変動金利型の最大のメリットとして、固定金利よりも利率が低く、金利負担が軽いことが多いという点が挙げられます。ただその反面、金利上昇時には金利負担が増え、当初の計画よりも返済額が膨らんでしまうというリスクを理解しておかなくてはなりません。

■全期間固定金利型を考える際のメリットと注意点

全期間固定金利型は、ローンを完済するまで金利の変更がないローンです。途中で金利負担が増えることがなく、毎月の返済額が金利に左右されないため、返済計画を立てやすいのがメリットです。金利の上昇局面でも利率が固定されるため、金利の上昇が予想される場合は、変動金利型よりも全期間固定型を選んだ方がリスクを回避できる可能性が高くなります。

注意点としては、変動金利型と比べると審査の条件が厳しいとされていることです。金融機関にとって固定金利は変動金利型よりも収益性が劣り、リスクを負うことになるためです。また、金利が低い状態が続いた場合は、変動金利型よりも金利負担が大きくなるデメリットもあります。

■固定金利期間選択型を考える際のメリットと注意点

固定金利期間選択型(固定金利期間特約付変動金利型)は、返済期間のうち一定の期間だけ固定金利での返済になり、残りは変動金利での返済になるローンです。固定期間は2年、3年、5年、10年と金融機関やプランによって異なります。その期間を過ぎれば変動金利での支払いとなり、再び固定金利を選択することはできません。変動金利期間の終了時、希望により固定金利期間を延長できる場合もあります。

固定金利期間選択型は、固定期間中の金利が変動金利型よりも低く、固定期間が短いほど低金利となることが多いようです。そのため、低金利のタイミングで借り入れを行うことで、期間中の金利負担を軽くできることが大きなメリットです。また、全期間固定金利型や変動金利型よりも金利が低いことが多いようです。
注意点としては、固定期間が過ぎれば変動金利に切り替わるため、金利が上昇している場合は毎月の返済額が増える恐れがあります。借り入れを行う際には、固定金利期間が終了しても問題なく返済していけるかどうかを考えておく必要があるでしょう。

■損益分岐点をしっかり見極めて選びましょう

3種類の不動産投資ローンのうち、どれを選択するかによって毎年の金利負担に違いが出てきます。どの種類のローンが最適かどうかは、実際の金利や返済プランをもとに計算してみる必要があります。

判断方法の一つとして、全期間固定金利型の金利を損益分岐点として他のローンと比較するという方法があります。全期間固定金利型と変動金利型や固定金利期間選択型の各期間を選択した場合を比較し、満期までの金利の支払い額を算出します。固定期間終了後は、変動金利に切り替わって金利条件が変更になる場合もあるため、あくまでも目安としての判断になります。そのため、毎月の返済可能範囲を把握した上で金利条件を選択するとよいかもしれません。

■金利上昇を想定した返済プランを立てること

3種類の不動産投資ローンにはそれぞれ特徴があり、金利の動向によって有利・不利が変わってきます。選択したローンによっては、金利の上昇により毎月の返済額が増えてしまうこともあるのです。

そのような状況でも慌てることのないように、将来の金利を考えて無理なく返済できるプランを立て、最適な不動産投資ローンを選択するようにしましょう。(提供:不動産投資コンシェルジュ)

最終更新:4/11(火) 20:10

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