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レスリング&柔道の女子合同練習で34歳吉田vs16歳阿部詩

4/11(火) 16:45配信

東スポWeb

 吉田沙保里(34=至学館大職)が喉から血を出しながら柔道、レスリングの若手を鍛えた。レスリングと柔道の女子日本代表が10日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで合同練習。2012年1月1日以来で、柔道の全日本女子・増地克之監督(46)が「最後まで諦めない気持ち、姿勢を学びたい」とレスリング側に提案し実現した。

 そんな中、一番目立っていたのは選手兼コーチの吉田だ。常に声を出し、レスリング、柔道の逸材を鼓舞した。練習でも柔道のリオ五輪48キロ級銅メダルの近藤亜美(21=三井住友海上)や新星・阿部詩(16=夙川学院高)とスパーリングを敢行。本気で立ち向かった。激しく息を上げたことで、呼吸により喉から出血し「口の中で血の味がしている」(吉田)と話したほど。2020年東京五輪に向け、選手兼コーチの立場から身をもって若手を鍛えた格好だ。

 この日は冒頭から“レスリングワールド”が全開。日本レスリング協会の栄和人強化本部長(56)の発案で、五輪を目指す気持ちが込められた至学館大の校歌をプロの歌手がマット上で披露した。突然のことに柔道勢は戸惑ったが、吉田は堂々と“乱入”して一緒に高らかに歌い上げ、場を大いに盛り上げた。

「恥ずかしがっていたらダメ。こういうことでも気持ちが鍛えられる。最近は若手が声が小さくて、コーチ陣も『誰か元気のいいやつはいないのか』と言っている。やはり声を出して盛り上げないと。元気ないときつくなります」(吉田)。東京五輪でメダル量産が期待される両種目。大ベテランが引っ張る。

最終更新:4/11(火) 16:45
東スポWeb