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彦根城の夜桜、2倍楽しめる時間 水面に上下対称の世界

朝日新聞デジタル 4/11(火) 13:34配信

 国宝・彦根城(滋賀県彦根市)に夜のとばりが下りる。石垣からこぼれ落ちるように咲く桜が、ライトアップされて堀に映り、上下対称の世界が現れる。水面の桜は、暗くなるにつれて、くっきりとし始め、存在感を増していく。夜は、2倍の桜を楽しめる特別な時間だ。

【写真】ライトアップされた彦根城の石垣が、石の一つ一つまでくっきりと映り込んでいた=10日夜、滋賀県彦根市、上田潤撮影

 城には、ソメイヨシノを中心に約1200本の桜が植えられているが、半分以上は、樹齢70年を超える老木だ。危機感を抱いた地元商店主らは2005年、「ひこね桜守」を結成。毎年2回、根元に肥料を与えるなどしている。

 取り組みは、商工会議所や高齢者団体にも広がり始めている。山内勉代表(67)は「城の桜は市民の誇り。みんなで世話を続けていきたい」と話す。(上田潤)

朝日新聞社

最終更新:4/19(水) 12:17

朝日新聞デジタル