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「オウム病」で妊婦2人死亡 鳥から感染、国内初

朝日新聞デジタル 4/11(火) 19:51配信

 鳥から人に感染する「オウム病」にかかった妊婦2人が死亡していたことが、厚生労働省への取材でわかった。日本医療研究開発機構の研究班による2016年度の調査などから判明した。オウム病による妊婦の死亡が明らかになるのは、国内初という。

 オウム病は、インコやハトなど鳥類のフンを吸い込むほか、エサを口移しで与えることでも感染する。潜伏期間は1~2週間。高熱やせきが出て、重症化すると肺炎や髄膜炎を起こす。治療には抗菌薬を使う。厚労省によると、統計のある1999年以降、388例の感染報告があり、死亡例は今回の2例も含めて9例。

 研究班の柳原格(いたる)・大阪母子医療センター研究所免疫部門部長は「免疫力が低下する妊婦や高齢者は、飼っている鳥などとの不必要な接触は避けた方がいい。高熱やせきが出た場合は受診時に鳥と接触歴があれば伝えて」と話している。(黒田壮吉)

朝日新聞社

最終更新:4/11(火) 22:48

朝日新聞デジタル