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守備の名手、大暴れ=菊池が5安打3打点-プロ野球・広島

時事通信 4/11(火) 23:02配信

 広島の菊池が七回の打席に入ると、球場がどよめいた。大型ビジョンに映し出されたのは、「ヒット」の文字が四つ。5安打目への期待感が高まる中、今度は森福の低めのスライダーを鋭く振り抜き、打球は広島ファンが待つ左翼席へ一直線。試合を決める2ランとなり、「必死に食らいついた。いいポイントで打つことができた」。

 昨年8月7日の巨人戦(マツダ)以来2度目の1試合5安打で、1引き分けを挟んだ8連勝に貢献。緒方監督は「打線は全員がいい仕事をした。つないでつないで、相手エース(菅野)を引きずり降ろした」とたたえた。

 WBCで再三、二塁の好守を見せ、世界を驚かせた。準決勝の米国戦では本塁打も放った。帰国後はなかなか状態が上がらず、試合前は打率1割台にとどまっていたが、ようやく本領発揮。「きょうだけ打っても仕方ない。しっかり練習します」と菊池。ヒーローは浮かれることなく、気持ちを引き締めた。

最終更新:4/11(火) 23:19

時事通信