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【こちら日高支局です・古谷剛彦】JRA育成馬展示会で36頭が供覧

スポーツ報知 4/12(水) 7:02配信

 25日に中山競馬場で開催される「JRAブリーズアップセール」に向けて、調教を積んでいるJRA育成馬たちの展示会が10日、日高育成牧場で行われた。

 風が強かったものの天気には恵まれ、193人の関係者が来場した。比較展示で馬体などをチェックしたり、騎乗供覧ではフットワークや折り合いなどを真剣に見つめていた。

 日高育成牧場で育成されている馬は60頭いるが、展示会では3頭を除く57頭が比較展示に登場。その後、1600メートルトラックで3班に分かれる形で36頭が2ハロンのラップタイムを計時するとともに、馬の行く気をしっかり抑えて併せる調教を目的に、フットワーク重視の供覧を披露した。

 フットワーク重視とはいえ、やはり気になるのは時計だ。過去のJRAブリーズアップセールで、本番はもちろん、展示会で1番時計をマークした馬は確実に出世している。今年は例年以上に抑え込むスタイルを取り入れたため、全体的に時計は目立たなかったが、2ハロンの1番時計は2組の併せ馬で、25秒7をマークしたエフテーストライクの15(牡、父サウスヴィグラス)とイシュタルキャストの15(牡、父ロードカナロア)、ウインディーパレードの15(牡、父ベーカバド)とエリモエポナの15(牡、父エンパイアメーカー)だった。前者の組は、1ハロン12秒2の1番時計も計時している。

 4日に宮崎育成牧場で実施された展示会では、ジーントウショウの15(牡、父ヨハネスブルグ)が2ハロン23秒1―1ハロン11秒5と抜きん出た時計をマークしており、セール当日で最も注目されるだろう。

 ヨハネスブルグ産駒は、この世代が過去最多となる153頭と種付けを行い、93頭が血統登録された。初年度産駒からホウライアキコやネロ、タガノブルグなどが活躍。その後、産駒数が激減していたが、初年度産駒の活躍を受け、この世代の生産頭数は前年から78頭増と一気に人気は復活した。

 日高組でもダイワエタニティーの15(牡、父ヨハネスブルグ)やレディーロックフォードの15(牝、父ヨハネスブルグ)など6頭が上場を予定している。

 JRAブリーズアップセールまでの今後の予定は、20日から23日までの午前10時から午後5時まで中山競馬場で事前下見が可能。また、21日は午前10時に、中山競馬場に滞在中の育成馬がスピード調教を公開する。セール前日の24日には、午後1時から午後3時まで、装鞍所で比較展示が実施される。事前下見やスピード調教の問い合わせは、JRA馬事部生産育成対策室(03・5785・7540)まで。(競馬ライター)

最終更新:4/12(水) 19:13

スポーツ報知

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