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【札幌】小野が古巣・清水戦で今季初先発「勝つことだけ考える」

スポーツ報知 4/12(水) 8:08配信

 J1北海道コンサドーレ札幌MF小野伸二(37)が、今季初の先発ピッチに立つ。札幌は12日、ルヴァン杯のアウェー・清水戦に臨む。8日のF東京戦から中3日という過密日程もあり、リーグ戦には途中出場1試合のみの小野が、スタメン起用された。2012年9月まで所属した古巣とは、札幌移籍後、初対戦になる。高校時代も過ごした地元での戦いになるが、私的感情は捨て、札幌の勝利のためだけに全精力を傾ける。

 個人的な思いは封印した。清水商(現清水桜が丘)高で3年間を過ごし、プロ入り後も2010年から3年弱所属した清水で迎える、今季初先発。注目が集まる戦いも、小野は冷静だった。「とにかく札幌が勝つ事だけを考えてプレーするだけ」。そうはっきりと口にし、11日、敵地へたった。

 ようやく、時が来た。股関節痛の完治に努め、キャンプは別メニュー調整を貫いた。痛みが消えるのを待ち、3月13日に全体練習に合流。順調な経過の中、復帰目標に掲げていた1試合が清水戦だった。負傷者続出のために急きょ帯同した2日の甲府戦に後半36分から今季初出場も、前倒しの格好に、納得のプレーはできなかった。狙いに定めてきた戦いでのスタメンへ「ここまで体が戻って良かったなと。チームが勝てるように全力でやりたい」と不安のない状態でピッチに立つ。

 “ニアミス”のうっぷんを晴らす。昨季、清水はJ2にいたため、2度の対戦機会があった。しかし3月のアウェー戦は左でん部の肉離れで欠場。8月のホームでの戦いの際には「特別な感情はある」と強い思いを抱きベンチ入りも、出場機会がなかった。札幌で初、小野自身としては浦和時代の07年6月、日本平で対戦(1〇0)して以来10年ぶりに清水を討ちにいく。

 8日のF東京戦と16日のホーム・川崎戦との中日にあたる中3日での戦いということもあり、巡ってきた先発機会。しかし清水戦の活躍が、定位置奪取への近道となる事は、小野も理解している。「自分たちがボールを持った時間を大事にできるよう、やっていきたい」。攻撃を活性化させて勝利をつかみ取り、自身の立場もチームの勢いも、小野が向上させる。(砂田 秀人)

最終更新:4/12(水) 8:08

スポーツ報知

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