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【オリックス】鬼仏Tシャツで福が来た!3年ぶり6連勝

スポーツ報知 4/12(水) 7:03配信

◆オリックス11―1ロッテ(11日・京セラドーム大阪)

 勝利に沸くベンチ前で、福良監督が“仏の顔”で大城を出迎えた。「いい攻撃ができている」。WBC日本代表の石川を3回でKOし、今季最多の14安打11点。2014年8月以来の6連勝に大きく貢献したのは、2年目の伏兵だった。

 9日に右ふくらはぎに死球を受けた西野に代わって、「8番・二塁」で先発に抜てきされた大城は、3回1死一、二塁から今季初安打となる左前打を放った。4回には2死二、三塁から右翼線へ2点二塁打。「まず1本出てよかった。ほっとしています」。指揮官を“鬼”にした苦い経験が生んだ2安打2打点だった。

 1軍メンバーで臨んだ春季キャンプは、左太もも裏肉離れで降格となった。痛みを訴えたのがオフの翌日だったということもあり、自覚のなさを問題視した福良監督が即刻2軍行きを指示。本来は温厚な指揮官が、何度も鬼と化した事件の一つだった。そこから自身初の開幕1軍を勝ち取り、試合で結果を出しても「けがで落とされるのは悔しいし、信頼を取り戻していかないといけない」と浮かれる様子はなかった。

 くしくもこの日の試合前練習では、選手会長のT―岡田や安達の提案で、首脳陣、選手、裏方全員が今季から発売となった福良監督の「鬼仏Tシャツ」を着用した。表に仏、裏には鬼のイラストがプリントされている。選手用に大きいサイズを特注したという。試合に入れば鮮やかな集中打を見せるなど、チームに一体感が生まれている。

 報道陣から「Tシャツ効果の6連勝か?」と聞かれた指揮官は「いやいや、それはないない」と照れ笑いしたが、偶然にも“鬼”の要因となった一人の大城が活躍。若い力の奮起で、オリックスの勢いが止まらない。(筒井 琴美)

最終更新:4/18(火) 1:07

スポーツ報知