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浅田真央引退表明 「感動をありがとう」ゆかりの人々からねぎらいの言葉続々

産経新聞 4/11(火) 20:12配信

 「心からお疲れさま」「一緒にできてよかった」-。はじけるような笑顔で全国から「真央ちゃん」と親しまれたフィギュアスケート元世界女王、浅田真央(26)。突然の引退表明に、姉の舞さん(28)をはじめ、地元・名古屋や東日本大震災の被災地など、ゆかりの人々からねぎらいの言葉が寄せられた。

 「本当に彼女が引退する日がくるものなんだと、今がその時なんだと、いまだ私自身が信じることができていません」。舞さんは自身のツイッターに心境をつづった。自身もスケーターだった舞さんは長年にわたってトップ選手として活躍した妹に敬意を表し、「姉としても、ファンの一人としても、心からお疲れさま。そして本当に多くの感動をありがとう」と結んだ。

 2010年バンクーバー冬季五輪から指導した佐藤信夫コーチ(75)は「よくここまで頑張った。偉大なスケーター。一緒にできてよかった」と感慨深げに語った。

 浅田は引退表明当日の10日午前、佐藤コーチのもとを訪れ「終わりにしたい」と第一線から退くことを切り出したため、「お疲れさま」とだけ返したという。

 今後はプロスケーターの道に進むことも考えられるが、「いつまでもみんなに愛されるスケーターであってほしい」と話した。

 バンクーバー五輪入賞の織田信成さん(30)は「彼女が試合で頑張っている姿がもう見られないのが寂しい」と涙ぐみながら惜しんだ。ともに同五輪に出場した安藤美姫さん(29)は「長い間お疲れさまでした。真央と同じ時代に日本代表として滑れたことを誇りに思います」とコメントした。

 一方、浅田が子供のころから訪れている名古屋市の定食屋の店主、井上一夫さん(70)は、バンクーバー五輪で金●児(キム・ヨナ)さん(韓国)に敗れた後、来店して食べ終わると「銀メダルは悔しい」とつぶやいていたのが印象的だったという。「今度はゆっくり食事をしに来てほしい」と語る。

 昨年1月に震災復興支援を目的とした大会が開催された盛岡市で、子供たちのスケート指導を続ける高橋英子さん(45)は、演技後に浅田が楽屋を訪れ、出演した子供たちに「お疲れさま」と声を掛けていた姿が記憶に残っている。「浅田選手が活躍するようになってスケートを始める子供が増えた。今後も何らかの形でスケートに関わってほしい」と話した。

最終更新:4/11(火) 20:12

産経新聞