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アーケードゲームが大ヒット、KHP(旧:ホープ)が特別清算開始決定受ける

帝国データバンク 4/11(火) 13:36配信

 (株)KHP(旧:(株)ホープ、TDB企業コード:200262841、資本金7700万円、東京都中央区日本橋3-3-11、代表清算人小野良文氏)は、3月31日に東京地裁より特別清算開始決定を受けた。

 申請代理人は赤松平太弁護士(東京都中央区日本橋3-3-11、第一中央法律事務所、電話03-3281-7803)。

 当社は、1951年(昭和26年)創業、翌52年4月に法人改組。もともとは軽三輪オート「ホープスター」の製造を手がけ、業界の先駆者として1950年代には高い人気を誇った。

 もっとも、60年代に入ると大手企業の参入によって市場を奪われ、経営が悪化。軽三輪オート製造を終了して主力事業をアミューズメント機器製造にシフト、同時に軽四輪ジープの試作を進めていたが、資金不足のため開発を断念。これは製造・販売の権利一切がスズキ(株)へ譲渡されて、同社の「ジムニー」の母体となることとなった。

 その後、当社のアミューズメント機器製造事業は順調に拡大。アーケードゲーム「ワニワニパニック」などのヒット作もあって、遊園地やデパート屋上に設置されるアミューズメント機器では国内市場を事実上独占、ピークとなる2004年12月期の年売上高は約20億800万円に達していた。

 しかし、近年は海外から安価な競合製品が流入、2014年12月期の年売上高は約4億700万円に落ち込んでいた。そのため、別会社に事業を譲渡、全従業員を転籍のうえ、当社は2015年8月に事業を停止、2016年12月31日開催の株主総会で解散を決議し、今回の措置となった。

 負債は2014年12月決算期末時点で約12億3800万円。

最終更新:4/12(水) 14:56

帝国データバンク