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<1歳児殴られ重体>事件前、妻が鶴ケ島市に相談…対応するも防げず

4/11(火) 22:49配信

埼玉新聞

 自宅で次男(1)の頭を殴り負傷させたとして、埼玉県の西入間署は11日、傷害の疑いで、鶴ケ島市脚折、会社員の男(23)を逮捕した。次男は救急搬送されたが、意識不明の重体。同署は日常的な虐待がなかったかについても捜査する。

 鶴ケ島市こども支援課によると、男の妻から、子どもへの暴力に関して市にたびたび相談が寄せられていた。市は家庭訪問するなど対応に当たっていたが、事件を防ぐことはできなかった。

 最初に妻から相談があったのは2015年3月。「夫が仕事でイライラして壁に穴を開ける」と相談があり、同11月には「夫が子どもに物を投げ付ける」と連絡があった。市は男と妻に面談し、子どもへの接し方を指導。昨年12月には、妻から「子どもの頭にあざができた」と連絡があり、担当職員が家庭訪問して事情を聴いていた。

 市は児童相談所など関係機関の担当者でつくる「要保護児童対策地域協議会」にも報告。直ちに子どもを保護する事案ではないと判断され、「要保護家庭」として見守ることになり、男の子ども3人が通う保育園への通園状況を把握していた。

 同課は「相談には適切に応じてきたつもりだが、このような事件が起きてしまい、反省している。再発防止に向けて、対応を見直したい」とコメントした。

最終更新:4/12(水) 19:26
埼玉新聞