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【ル・マン24時間】ディ・グラッシ、トヨタ3台目のオファーを受けていたと示唆

4/11(火) 20:41配信

motorsport.com 日本版

 昨年アウディが突如WEC(世界耐久選手権)から撤退したことによって、ルーカス・ディ・グラッシはWECのシートを失った。その後ディ・グラッシは、2017年ル・マン24時間レースにAFコルセの51号車フェラーリ488GTEでスポット参戦することが決定した。

【写真】フォーミュラEシーズン3第3戦で優勝したディ・グラッシ

 アウディがWECを撤退した後も、ディ・グラッシとアウディとのWECのドライバー契約は今季も継続されており、またWECとは別に、彼はフォーミュラEのアプト・シェフラー・アウディ・スポートとのドライバー契約を交わしている。

 ディ・グラッシは、トヨタから3台目TS050ハイブリッドでル・マン24時間レースに参戦するオファーを受けていたが、アウディからその許可が下りなかったため、諦めざるを得なかったことを示唆した。

「昨年はLMP1クラスで良い1年を過ごしていたことで、いくつかのLMP2チームやIMSAチーム、LMP1クラスのチームからアプローチを受けていた」とディ・グラッシは説明した。

「僕はLMP1クラスでル・マンに参戦する許可を得ることができなかった。でも、それ以外のクラスに参戦することは許された」

「アウディはドライバーとそのドライバーの動向をコントロールするのがとても上手いし、それに彼らはとてもフェアだ。僕はいくつかのオファーを貰っていたけど、彼らは”君はLMP1クラスでレースすることはできないよ”と率直に僕に伝えてきた」

 なお、ポルシェはディ・グラッシにアプローチをしていないという情報を、motorsport.comでは掴んでいる。つまりこれらの情報から判断するに、ディ・グラッシにオファーを出したLMP1チームは、トヨタである可能性が高いと想像することができる。

 ディ・グラッシは、すでにフェラーリ488GTEをテストしており、フェラーリと共に、GTEクラスのライバルであるフォードやコルベット、アストンマーチン、ポルシェらとの戦いを楽しみにしていると語った。

「フェラーリでドライブするということは、素晴らしい選択だったし、大きなチャンスでもあると思う」とディ・グラッシ。

「気がかりなのは、ライバルたちとのパフォーマンスのバランスだ。ACO(フランス西部自動車クラブ/ル・マン24時間レース運営組織)とFIAが解決策を得られると良いんだけど」

Sam Smith