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「攻撃的2番・梶谷」という挑戦

4/11(火) 19:06配信

カナロコ by 神奈川新聞

【カナロコスポーツ=佐藤 将人】横浜DeNAベイスターズの「2番梶谷」が面白い。チーム打率はリーグ最下位の2割2分2厘で11日時点で4位(3勝5敗1分)と苦しむ中、勝利をもたらしているのが、いずれもチームトップの3割6分6厘、8打点を挙げる背番号3だ。基本はつなぎの役割を期待される打順において「返せる2番」の活躍はもちろん喜ばしいが、他球団のスコアラーは「そこにこだわり続けると落とす試合も多くなるはず」と指摘する。さてその訳とは-。

 打線に限って言えばここまでの3勝はすべて、梶谷のバットがもたらしたようなものだ。

 1日のヤクルト戦では、初回に二塁打で出塁し先制のホームを踏んだ。さらに六回にはだめ押しの2点二塁打を放ち、今季初勝利を牽引した。続いて6日の巨人戦では、同点の七回2死満塁から勝ち越しの2点中前打を放った。

 さらに9日の中日戦では、1点を追う六回2死一塁から逆転の2ランを中越えに放り込んだ。

 2番を固定できなかった昨季。ロペス、筒香というリーグ屈指の中軸を生かす一つの答えとして、ラミレス監督が出したのが「2番梶谷」だった。

 3番ロペスは計算通りの活躍をしている。主砲筒香が本塁打なしの打率2割2分6厘、1打点と苦しんでいるのが誤算だが、4番さえ復調すれば打線はいよいよ機能し始めるはずだと、指揮官は思っている。

 だがある球団のDeNA担当スコアラーは、2番梶谷の活躍が目立つ現状について、こんなことを言う。

 「いつまで我慢して、梶谷を2番で使えるかですね。現状では1番から4番までしか点が取れない打線になってしまっている」

 極端に上位偏重な打線を覆せる、中軸以降の打者が出てくるのか。それまでラミレス監督が我慢できるのか、それとも常識的な打順に戻していくのか。その戦術に、DeNA打線の行く末がかかってきそうだ。

詳しくはカナロコスポーツで。

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