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平仮名で写し3日後漢字に 新聞で漢字勉強10年 富山の瀧脇さん

4/11(火) 21:15配信

北日本新聞

 富山市東老田の瀧脇芳彦さん(88)は、新聞記事を平仮名で書き写し、3日後に漢字に書き直す勉強を10年前から毎日続けている。「分からない漢字が減り、乱雑な文字がいつの間にか修正できた」と成果を実感している。 (報道センター部次長・村上文美)

 瀧脇さんは元中学校教諭。若い頃から新聞や本をよく読み、「分からないことをそのままにしておけない性格」と言う。あるとき新聞を読んでいて「琵琶湖」「隠岐の島」など読めても書けない文字がたくさんあることに気が付いた。新聞を書き写す勉強法を考え、2006年10月27日からスタートした。

 負担に感じず毎日続けられるよう、書き写すのは1日当たりノート1ページ分。午前6時半ごろから1時間かけ新聞を読んだ後、トップニュース、社説、コラムなどから面白いと思った記事を選んで平仮名で写す。次に3日前に写したページを開き、平仮名の横に漢字を書いていく。分からない時は電子辞書で調べ、答え合わせでは止めやはねまで細かくチェックし赤字で直す。30分ほどで終わるという。

 始めたばかりのころは1ページに赤字が5カ所ほどあったが、今はあっても1、2カ所という。瀧脇さんは「体調が悪くても毎日続けているのは、やっていて楽しいから。今後も続けたい」と話し、最近購入した電子辞書を手に新聞を広げている。

北日本新聞社

最終更新:4/11(火) 21:15
北日本新聞