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ググるよりもキュレーターを探せ、検索結果に不満を覚えたときの対処法

Web担当者Forum 4/12(水) 7:06配信

心得其の499

 

白日に晒された信頼性

先の「WELQ」問題をきっかけに、グーグルの検索結果の信頼性に懸念を示す声を各所で耳にします。統計的なデータではありませんが、SNSで散見し、体感することもしばしば。WELQの一件は、検索結果はコンテンツの妥当性を意味せず、信頼に足らない情報であっても上位表示が可能だということが、白日の下に晒されました。つまりは「SEO」で、それはWeb担当者にとって常識だったとはいえ、信頼の体感値を下げている理由の1つでしょう。

新社会人向け心得の第2弾、いえ、すべてのWeb担当者への提案したいのが「キュレーターを探せ」ということ。キュレーターとは、博物館や美術館で資料を精査分類し、修復などに従事する「学芸員」であり、その道の専門家を指します。

WELQが名乗った「キュレーションサイト(メディア)」の本来の役割は、専門家により選別された情報を届けるためのものです。検索結果に不満を覚えたなら、自前の「キュレーター」を用意しておくことをオススメします。

 

配分も内容も違うレシピ

グーグルの検索結果は、必ずしも正確な情報を示すわけではありません。当たり前ではありますが、実例を見てみます。「酢の物」などに用いる合わせ調味料を作ります。

「三杯酢」とグーグルで検索すると、執筆時点でクックパッドのレシピがトップ3を占めます。そのうち、1位はクックパッド自身が提供している「料理の基本」で、次のように説明されています。

“>>>
酢・醤油・みりんを1:1:1で合わせる(要旨、以下同)
<<<”

ところが2位に表示される、ユーザー投稿のレシピでは、

“>>>
酢・醤油・砂糖を3:1:1で合わせる
<<<”

とあり、比率どころか、みりんが砂糖に変わっています。3位は投稿レシピの一覧ですが、やはりそれぞれ異なる材料と配分になっています。

検索結果4位のウィキペディアでは、酢・醤油・みりんを1杯ずつあわせるから「3杯(酢)」との解説。続けて現在は、

“>>>
酢2:みりん2:醤油1が一般的である
<<<”

と説明します。「三杯酢」と検索するユーザーが具体的に何を求めているかは賛否あるでしょうが、単純な説明だけならウィキペディアが詳しいといえるでしょう。

 

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最終更新:4/12(水) 7:06

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