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姫路城の「和船」大人気 増便も花見で満席続く

神戸新聞NEXT 4/12(水) 9:00配信

 姫路城(兵庫県姫路市)の内堀の水面を滑るように和船が進む。千姫ぼたん園西側の石垣に差し掛かると、綿菓子のように咲く花が、かさをかぶった乗客の頭上に降り注ぐ。

 観光振興と和船の建造技術の保存を目的に2013年、運航が始まった。人気を集め、午前中に全ての便が予約で埋まるケースが相次いだ。観光客からは増便の要望が寄せられた。

 今年は従来の和船「はりま」に加え、新たに「しらさぎ」が加わった。1日の運行回数は23便に倍増。それでも一番の見せ場の花見シーズンを迎え、各便とも満席が続く。

 30分かけて1・4キロを進む。枝をしならせた立派な老木が、次から次へと頭上を覆う。

 櫂がきしむ。穏やかな時が過ぎていく。(山崎 竜)

最終更新:4/12(水) 9:21

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