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対シリア・ロシア制裁措置の英提案、G7会合で合意得られず

ロイター 4/12(水) 4:02配信

[ルッカ(イタリア) 11日 ロイター] - イタリア北西部ルッカで10日から2日間の日程で開かれている主要7カ国(G7)外相会合で、シリアとロシアに対する制裁措置を訴えた英国の主張をめぐる合意は得られていないことが11日、主催国イタリアの話で明らかになった。

英国のジョンソン外相は会合に先立ち、アサド政権軍によるものと見られる毒ガス攻撃で多数の犠牲者が出たことを受け、新たな制裁措置について討議したいと語っていた。

これについて主催国イタリアのアルファノ外相は記者団に対し、ジョンソン氏の考えは支持を得られなかったとし、「現時点では新たな制裁措置に関する合意は得られていない」と述べた。

そのうえで「異なる見解が明らかに存在している」とし、「G7としての見解は非常に明確だ。G7はこれまでに導入された制裁措置を支持している」と指摘。G7はロシアを窮地に追い込むような事態は避け、同国と建設的な関係を築きたいと考えていると述べた。

このほかフランスのエロー外相は、ジョンソン氏の提案は英国以外のG7参加国からはほとんど注目をされなかったとし、「同問題についてはジョンソン氏以外から言及はなく、討議を進めることもなかった」としている。

ただ、ジョンソン外相は英スカイ・ニュースに対し、シリアでの化学兵器攻撃に誰が関与していたか証拠が得られれば、一段の制裁措置の導入を支持するとの合意が得られたと発言。化学兵器禁止機関(OPCW)の調査結果を待ちたいと述べた。

最終更新:4/12(水) 4:02

ロイター