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「2番・ペゲーロ」首位楽天“バクチ起用”のウラ 池山コーチ「普通にやっていたら勝てないから」

夕刊フジ 4/12(水) 16:56配信

 開幕前は下馬評が低かった楽天が、開幕8試合終了時点で7勝1敗(11日現在、以下同)。好発進で首位に立った。

 楽天に開幕3連敗を食らったオリックスのスコアラーが「うちが弱いのではなくて、楽天が強い。打線に切れ目がない」と舌を巻いたように、首位の原動力はチーム打率リーグ1位・272の強力打線。その目玉といえるのが、昨年7月に加入したカルロス・ペゲーロ外野手(30)に開幕から2番を打たせていることだ。

 オリックスとの開幕戦(3月31日)の延長11回に決勝2ランを放つなど打率・370、3本塁打と大暴れ。

 最強打者のペゲーロをあえて2番に置く理由を、池山隆寛チーフ打撃コーチ(51)は「俺らは普通にやっていたら勝てないから」と説明。確かに、3年連続Bクラスのチームが正攻法で勝負をしたら分が悪い。

 「オープン戦で1、2番をいろいろ試したけど、全然機能しなかった。ペゲーロを3、4、5番より前に打たせて、打席をたくさん回そうという発想で打たせてみたらハマった」と“バクチ起用”がズバリ的中。

 また1番の茂木栄五郎内野手(23)も「1番を打つのは小学生以来」とトップバッターのタイプではない。しかし9日のロッテ戦(ZOZOマリン)で先頭打者弾を放つなど、打率・286、3本塁打と首脳陣の期待に応えている。「昨秋から1番を打たせようと決めていて、梨田監督も賛同してくれた。足も速いし、長打力もある。(1回に)いきなり二塁打、三塁打でチャンスを迎えないかな、という狙い」と超攻撃型の1、2番が当たった。

 もっとも池山コーチは「今はハマっているだけで、まだ100試合以上もあるし、これから試行錯誤しなければいけない時期は必ずくる。そこは頭の回路を働かせないと」と冷静沈着。次の秘策を練っている。 (塚沢健太郎)

最終更新:4/12(水) 17:11

夕刊フジ