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米国株冴えず、円高に振れ売り先行となりそう

ZUU online 4/12(水) 8:10配信

昨日は思ったよりも雨が降ったという感じですが今朝は天気も良くなり、未明には丸い月も綺麗に見えました。株式市場は相変わらずはっきりとしない相場が続きそうですが、特に売り急ぐ材料もないという感じです。為替が思ったよりも円高に振れているのですが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は為替ほど売られているという感じでもなく、底堅さが期待されます。

さらに円高が進むということであれば業績面での懸念も出てくるのでしょうが、米国の金利低下も節目とみられる水準まで来ており、地政学リスクが薄れれば再度円安傾向になって来るのだと思います。日本では金融緩和が継続されるのですから、そろそろ円高も一服となるのだと思います。

米国株が冴えない動きとなり、為替が円高に振れたことで本日の日本市場は売り先行となりそうです。それでも、夜間取引やシカゴ市場の日経平均も大きく売られているというわけでもなく、日銀や年金の買いも期待されるので底堅さも見られそうです。売り買いの決定的な材料もなく、先物の仕掛け的な売り買いなどに反応する場面も出てきそうです。

19,000円を試す動きになるかと思いましたが、円高に振れたことで逆に18,500円~600円水準を試すことになりそうです。ただ、下値を売り叩くというよりは手仕舞い売りに押されたところでは買い場探しとなるものも見られ、引き続き下値目途は18,500円~600円と見ておいて良いと思います。上値は19,000円まで一気に戻すということもありそうで、19,000円水準が目途となるのでしょう。

■本日の投資戦略

引き続き米国では債券が買われ「リスク回避」というような状況にあります。ただ、原油先物なども買われているところを見ると「信用収縮=リスク回避」というよりはまだまだ利上げの影響の範囲ということではないかと思います。為替が過剰反応という感じですが、金利は下げ渋っており、ここからさらに大きく調整となるということでもないと思います。

地政学リスクが大きく取りざたされるようになって来ました。トランプ大統領が何をするかわからないという雰囲気で、北朝鮮に対する懸念も強いようですが、いつものように結局何もなかったということになるのではないかと思います。配当や株主優待を得たあとの手仕舞い売りも一巡、空売りの買い戻しも多くなると思われ、底堅さも見られそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:4/12(水) 8:10

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