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子どもの療育拡充 水戸市が発達支援センター

茨城新聞クロスアイ 4/12(水) 7:00配信

言葉が遅い、落ち着きがないなど、発達に不安がある子どもと、その親を支援する新しい水戸市の療育施設「子ども発達支援センター」が今月、同市上水戸に開所した。同市河和田町からの移転新築。専門の保育士を増員し、医療と教育、遊びを通した就学前の子どもの療育機能を拡充。就学前の子どもに限っていた相談対象も就学後の18歳にまで拡大した。


新施設の名称は「すくすく・みと」。1歳6カ月・3歳健診で発達障害が判明した場合や、子どもの行動などから発達に不安がある親らに対し、社会福祉士や臨床心理士が相談に応じるほか、専門の保育士が食事や遊びなどを通した療育を行う。

開館日は祝日や年末年始を除く月~金曜。開館時間は午前8時半~午後5時15分。建物は鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建てで延べ床面積801平方メートル。7人程度のグループ療育を行う集団指導室や、個別に言葉の指導などを行う言語指導室を備える。

新施設には、就学後の子どもが民間の福祉施設を利用する際の申請窓口を併設。これまで市障害福祉課で行っていた窓口業務を一部開設したことで、就学前から18歳までの子どもに対する一貫した支援体制を整えた。

市はこれまで、同市河和田町の「療育センター」で発達障害の子どもの療育や、その親の相談に応じてきた。新施設に機能を移管するに当たり、保育士を2人増員して5人体制にし、療育の受け入れ人数を1日約40人にまで倍増させた。

市障害福祉課によると、2015年度の1年間に「療育センター」が受け入れた療育の延べ人数は1332人。同課は「保育士や指導室の充実で、子どもの受け入れ回数を増やすなど支援を手厚くできる」としている。

「すくすく・みと」の問い合わせは(電)029(253)3650。 (前島智仁)

茨城新聞社

最終更新:4/12(水) 10:10

茨城新聞クロスアイ