ここから本文です

渡辺、目標の2分5秒台へ「課題見つけたい」 日本選手権13日開幕/競泳

サンケイスポーツ 4/12(水) 7:00配信

 世界選手権(7月、ブダペスト)代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権が13日、愛知・日本ガイシアリーナ(名古屋市、16日まで)で開幕する。今年1月、東京都選手権の男子200メートル平泳ぎで世界新記録を樹立した渡辺一平(20)=早大=が、サンケイスポーツの単独インタビューに応じた。世界新のレースを振り返り、今大会と世界選手権へ向けた意気込みを語った。(取材構成・角かずみ)

 --世界記録保持者として臨む日本選手権

 「日本選手権でも自己ベストの更新を考えている。まずは、前半を1分00秒台で入りたい」

 --1月のレースで世界新記録(2分6秒67)を樹立。どんな気持ちだった

 「前日の100メートル平泳ぎで中国の選手に負けた。東京都選手権なんだから勝てよって、いろんな人から言われた。狙っていたタイムは2分7秒台だったけど、一瞬も1位を譲りたくないという思いだった」

 --レース内容を振り返ると

 「今までのレースで一番というくらい、飛び込んでからの浮き上がりがよかった。前半50メートルの腕のかきも予定通り13かきで行けたし、五輪後から下半身のウエートをより重点的にやるようになって、最初のターンもしっかり蹴られた」

 --前半の100メートルがうまくいった

 「(五輪記録を出したリオデジャネイロ)五輪の準決勝は、50から100メートルが14かき。今回は14かきと手だけのタッチで14・5かきだったけど、泳ぎがはまっていた。ラストでテンポアップしすぎて手をかきすぎたのは、今後の課題」

 --水を怖がらない子供だった

 「小学2年で水泳を始めたけど、その前に海で溺れたりしていた。水への恐怖心が、なぜかなかった」

 --1メートル93という長身が武器

 「父が1メートル70あるかないか、母は1メートル57。3人の姉も1メートル60ぐらい。子供の頃、夕食の前にご飯と納豆と豆腐1丁を食べていたのが伸びた理由かな。長身が武器というより、これまで全くケアをしなくても寝れば痛みや疲れが抜けるのが強み。だけど最近は駄目で…年を感じる」

 --五輪2大会連続2冠の北島康介氏が憧れ

 「子供の頃にもらったサインボールを実家に飾ってある。北京五輪のとき、誰も北島さんが負けるなんて思っていない中で結果を残した。その勝負強さが、かっこいい。僕もそれが目標」

 --今後は

 「まずは今年の世界選手権で2分5秒台を出し、ぶっちぎりで優勝する。日本選手権では、そこに向けた課題が見つかればいいと思っている」

最終更新:4/12(水) 7:00

サンケイスポーツ