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浅田真央、深夜に引退発表の全真相 真凛に負けた「若い子が出てきた…」 テレビ各局、巨額争奪戦へ

夕刊フジ 4/12(水) 16:56配信

 女子フィギュアスケートの2010バンクーバー五輪銀メダリストで、世界選手権で日本人最多の3度の優勝を果たした浅田真央(26)=中京大=が10日午後10時51分、自身のブログで突然現役引退を発表、12日には東京都内で会見した。純粋さと明るさで日本中に愛された国民的ヒロインは、抜群の才能に恵まれながら、五輪金メダルに手が届かないままついにリンクから降りる決断をした。引退を決意させたのは何だったか。どんな第2の人生が待っているのか。

 浅田のオフィシャルブログが更新されたのは午後10時51分。ニュース速報を流したテレビ局もあり、同ブログは一気にアクセスが困難になった。

 ブログの中で浅田は「私のフィギュアスケート人生に悔いはありません」と言い切っている。トリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香など、引退後「プロスケーター」に転向するケースが多いが、注目されるのは浅田のリンク外での活躍だ。

 今後はスポーツキャスターとして、テレビ各局の争奪戦の火ぶたが切って落とされることになる。2018年2月の平昌五輪派遣を念頭に、各局年俸1億円以上の複数年契約、『浅田真央の○○○』といった冠番組の制作を提示するとみられている。

 同じフィギュアスケート選手だった姉・舞(28)がすでにキャスターやタレントとして活動中。姉妹の確執や他界した母親に「真央に会わないで」と言われたというエピソードを公開してバラエティー番組で人気。一時は意思疎通もなかったとされる姉妹だが、現在の関係は良好であり、真央にとっては心強い先輩になる。

 舞はブログで「未だ私自身が(真央の引退を)信じる事が出来ていません。次の目標を決める事は難しいと思いますが、今は自由な時間を楽しんでほしいと思います。姉としても、ファンの1人としても、彼女の選手としての生活に心からお疲れ様」とねぎらいの言葉をかけている。

 真央の現在CM契約は3000万円前後といわれる。全盛期に比べ半減したとはいえ、女子アスリートでは依然断トツだ。

 「サッカー日本代表の香川、長友ら主力クラスと同レベル。CMキャラクターとしての人気は定着しています。個人スポンサー契約料などのうち10%を日本スケート連盟に納める規定があるが、引退すれば全額本人に渡り、CM契約だけで年収は総額3億円を下らないでしょう」(広告代理店関係者)

 引退後も注目を浴び続けることになる浅田だが、引退を決断するまでには紆余曲折があった。平昌五輪出場の可能性を探ってきたが、昨年12月の全日本選手権で12位と惨敗。休養した2014年を除くと03年以来初めて表彰台を逃した。表向き現役続行を宣言したが、「次に行こうという気持ちになれない」と漏らすほどショックは大きかった。

 慢性の腰痛に加え、今季は左膝痛もあった。代名詞であるトリプルアクセルは左膝に負担がかかる。06年トリノ五輪以来3大会連続で確保してきた女子シングル日本代表の出場枠3が、平昌五輪で2に減らされることになったのも、引退への引き金になっただろう。

 「浅田は成績が出なくても、依然としてフィギュア界では最大のスターです。人気では誰もかなわなかった。ところが、最近、世界ジュニアで本田真凛(15)=関大高=が台頭。人気と実力で次世代のスターとして人気になっている。本田の出現は真央が引退を決めた大きな理由でしょう」(フィギュアスケート関係者)

 本田は浅田自身が2005年GPファイナルを制した頃をほうふつさせるような、かれんなイメージで人気急上昇。浅田は「若い子が出てきた…」と複雑な表情を浮かべることもあったそうで、世代交代の波を感じていたようだ。

 海外でも浅田引退のニュースが駆け巡った。特に韓国メディアは「悲運のフィギュアスター引退」「金妍児のライバルが電撃引退」などと報じた。聯合は「金妍児の壁を越えられなかった」と報道した。

 もう一つ注目されているのが結婚。

 「浅田は男性との交際にはオクテで、舞にバラエティー番組の中で『真央はまだ一度も男性と交際したことがない』と暴露されたこともあるほど。しっかりしているけれど、悪い虫がつかないように周囲は心配しているのではないでしょうか」(テレビ局関係者)

 ブログで引退を「人生の中の1つの通過点だと思っている」と浅田。第2の人生では金メダルを手にしてもらいたいものだ。

最終更新:4/12(水) 18:03

夕刊フジ