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打順変更なし!阪神・高山、雨上がりの夜空に快音響かす

サンケイスポーツ 4/12(水) 7:00配信

 (セ・リーグ、DeNA-阪神=雨天中止、11日、横浜)DeNA戦が雨天中止となった横浜で、阪神・高山俊外野手(23)が片岡篤史打撃コーチ(47)からハッパをかけられた。9日の巨人戦(甲子園)で代打を送られたが、引き続き1番で起用される方針。その信頼に応えてみせる。12日は秋山拓巳投手(25)が先発。こちらも藤浪晋太郎投手(23)をスライドさせなかった首脳陣の期待に応える。

 悔しさを糧に、奮い立ってほしい。『花冷え』という言葉が頭をよぎる冷たい雨が降った横浜。片岡打撃コーチが、高山に猛ハッパをかけた。

 「代打を送られたけど、発奮材料にしてくれたらいいね」

 9日の巨人戦では、勝負どころの七回に今季初の代打(中谷)を送られた。昨年8月21日の巨人戦(東京D、代打は鳥谷)以来のこと。開幕から1番を務める若虎は打率こそ・278だが、得点圏では・143。『もっと信頼されるようになれ』という首脳陣のメッセージでもあった。

 だからこそ、引き続き使う。「(打順を)変えるつもりはない。高山は(塁に)出るタイプ」と強調し、12日も「1番・左翼」で出場させることを示唆した。そんな高山を後押しするデータがある。昨季、雨天中止は7試合。高山はその次の試合で30打数13安打、打率・433。『雨降って地固まる』とでもいうかのように、雨が通り過ぎたあとはよく打った。しかもチームは5勝2敗。“水入り”後は歓迎のクチなのだ。

 「特に意識したところはないですが、そういう数字なのはいいことだと思います」

 打撃練習などで精力的に汗を流した背番号9も吉兆? を歓迎。雨上がりの夜空に大きなアーチをかけて、首脳陣の信頼に応えてみせる。

 高山に代打を送った9日には「外されて悔しい思いをするのも、僕の育成のひとつ」と語っていた金本監督は、厳しい言葉を並べた。「まだ本来の打撃ではない。オープン戦の頃のようにしっかり腰をすえてスイングする、ステップするという形が、まだ(できていない)。テークバックからステップにいくときのドッシリ感が、まったくない。ステップするタイミングも悪い。バタバタしとるね、打席で」とダメ出しを連発したが、厳しい言葉は期待の裏返しに他ならない。

 横浜は昨季、43打数11安打、打率・256、1本塁打。10打点は甲子園の「28」に続く数字だった。高山が痛烈な1打で、口火を切る。

最終更新:4/12(水) 7:00

サンケイスポーツ

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