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〔東京外為〕ドル、109円台半ば=地政学的リスクで急落(12日午前9時)

時事通信 4/12(水) 9:30配信

 12日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、北朝鮮情勢への地政学的なリスクが高まり、1ドル=109円台半ばに急落している。午前9時現在、109円56~57銭と前日(午後5時、110円54~55銭)比98銭のドル安・円高。
 前日の海外市場では、欧州時間は110円60銭前後で小動きだった。米国時間に入ると、シリアや北朝鮮をめぐる地政学的リスクへの懸念が再燃し、米長期金利が低下。これに伴ってドル円は売りが強まり、中盤に110円を一気に割り込んだ。109円60銭前後まで下げた後、終盤はやや下げ渋った。東京市場の早朝は109円60~70銭前後で推移した後、午前9時に向けてやや弱含みとなっている。
 トランプ米大統領は前日、ツイッターで「北朝鮮は面倒を起こそうとしている。(問題解決へ)中国が協力を決断しなければ、われわれは独力で問題を解決する」と表明。これを受けて「リスクオフの円買いが強まった」(FX業者)とされ、110円割れにつながった。市場関係者は「いったん売りは一巡した感もあるが、地政学的なリスクへの警戒感は根強く、戻りの鈍い状態にある」(大手邦銀)とされ、なお下値を模索しやすい。
 ユーロも対円は下落。対ドルは横ばい圏。リスクオフの円買いでユーロ円の下げが目立った。午前9時現在、1ユーロ=116円22~23銭(前日午後5時、117円07~07銭)、対ドルでは1.0609~0610ドル(同1.0590~0590ドル)。

最終更新:4/12(水) 11:28

時事通信