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<囲碁>一力七段 中国リーグ参戦 来月から

河北新報 4/16(日) 9:30配信

 中国で人気が高い囲碁の都市対抗団体戦で最上位の「甲級リーグ戦」に、仙台市出身の一力遼七段(19)が5月から出場する。日本の棋士が参戦するのは14年ぶり。一力七段は「とても光栄」と話しており、世界で最も厳しいという棋戦での活躍が期待される。

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 1999年に創設された中国の都市対抗団体戦は、上から甲級、乙級、丙級の3部からなる。中国のトップ棋士らが在籍する甲級リーグは14チームがあり、1チームは4~5人で構成。ホーム&アウェー方式で計26戦する。

 古力(グリ)九段らが所属する重慶チームから1月にオファーがあり、一力七段は承諾した。重慶はリーグ戦スタート時から5連覇した名門。昨年は4位だった。

 甲級リーグは、いわゆる「助っ人」としてチームで外国の棋士を1人だけ契約することができる。日本からは2002年に林海峰九段、河野臨九段、03年に王立誠九段、羽根直樹九段が出場したが、それ以降は参加していない。

 一力七段は昨年、公式戦で66局打っており、月に5局強という忙しさだった。5月からは国内の棋戦と日程を調整しながら中国に行き、甲級リーグに参戦するハードスケジュールになりそうだ。

 一力七段は「日本棋士の出場は10年以上なかったので、その分、責任も強く感じている。厳しい戦いになると思うが、将来他の日本棋士も多く参加できるよう、良い結果を残せるよう頑張る」と話している。(河北新報囲碁記者 田中章)

最終更新:4/16(日) 9:30

河北新報