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さらなる円安、物価目標達成が早まる可能性=黒田日銀総裁

ロイター 4/12(水) 10:01配信

[東京 12日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は12日午前の衆院財務金融委員会で、日銀の金融政策は為替相場を目的にしていないとあらためて強調しつつ、さらに円安が進行する場合は物価2%目標の達成が早くなる可能性があるのは事実だ、と語った。鷲尾英一郎委員(民進)の質問に答えた。

総裁は、日銀による大規模な金融緩和政策について「あくまで2%の物価安定目標の早期実現のため」とし、為替相場を目的にしたものではないと語った。

その上で日銀が示している先行きの物価見通しは、為替相場が足元の水準から特定の方向に動くことを前提にしていないと指摘。需給ギャップの改善や、エネルギー価格の物価下押し圧力の剥落、予想物価上昇率の上昇によって物価2%目標が達成されると述べた。

一方、為替市場でさらに円安が進んだ場合は、物価2%目標の達成が「より早くなる可能性があるのは事実だ」と語った。

(伊藤純夫)

最終更新:4/12(水) 10:01

ロイター