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「チーム全体がショック」=バスに同乗のドルトムント選手

時事通信 4/12(水) 11:39配信

 【フランクフルト時事】欧州チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝の試合直前、ドルトムントの選手を乗せてスタジアムに向かったバスが突如爆発に巻き込まれ、選手1人が負傷した。

 チームを狙った意図的な犯行とみられるものの、背景や目的などは一切不明。バスに同乗していた選手の1人はメディアに「チーム全体がショックを受けた」と恐怖におびえながら語った。

 同乗していたスイス出身のGKロマン・ビュルキ選手が、スイス紙ブリックに語ったところによると、爆発で負傷したスペイン出身のDFマルク・バルトラ選手が座っていたのはバスの後方。その隣に座っていたビュルキ選手は「ホテルを出発した直後、バスが大通りに出たところで、大きな爆発音が聞こえた」と当時の状況を説明。隣のバルトラ選手には爆発で割れたバスの窓ガラスの破片が直撃した。

 他の選手は身をかがめたり、バスの床に伏せたりするなどして、各自が身の安全を確保したという。ビュルキ選手は「チームのみんながショックを受け、試合どころじゃなかった」と発生当時を振り返った。

 爆発を受け、試合は翌日に延期。対戦相手のモナコ(フランス)を迎えたドルトムントのホームスタジアム「ジグナル・イドゥナ・パルク」では、モナコのサポーターが「ドルトムント、ドルトムント」と繰り返しコールし、対戦相手にエールを送った。

 ドルトムントのバッケ最高経営責任者(CEO)は、テレビの取材に「チームは危機的状況にあるが、サポーターを含め全員が一致団結しよう」と訴えた。 

最終更新:4/12(水) 11:59

時事通信