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〔ロンドン外為〕円、109円台後半(12日正午)

時事通信 4/12(水) 20:30配信

 【ロンドン時事】12日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、地政学的リスクへの警戒感が広がる中、1ドル=109円台後半で底堅く推移している。正午現在は109円55~65銭と、前日午後4時(109円70~80銭)比15銭の円高・ドル安。
 シリアや北朝鮮情勢の緊迫化を受け、円はこの日の東京市場で109円台前半まで上昇。その後はいったん売り優勢の展開となったが、ロンドン入り後に下げ止まり、109円60銭から70銭近辺でこう着状態が続いている。前日にはドイツでサッカーチームのバスを狙ったとみられる爆発事件も起きており、「安全資産」とされる円にリスク回避の買いが入りやすい地合いだ。
 邦銀関係者は「109円80銭近辺にはそれなりに円買い需要が見える」と指摘した上で、「リスク要因が目立ち、(投資家は)ディフェンシブモードになっている。英国は(14日から)イースターの連休に入るので、休暇中のリスクを警戒したポジションを作っているようだ」と話した。 ユーロは欧州のテロへの警戒感や仏大統領選をめぐる不安が重しとなり、軟調に推移。対ドル相場は正午現在1ユーロ=1.0600~0610ドル(前日午後4時は1.0625~0635ドル)。対円では同116円20~30銭(116円60~70銭)。
 他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.2495~2505ドル(1.2485~2495ドル)と小じっかり。英雇用統計発表後に一時上伸したが、伸び悩んでいる。スイス・フランは1ドル=1.0070~0080フラン(1.0055~0065フラン)と甘い。

最終更新:4/12(水) 22:27

時事通信