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横倒しのセウォル号は高さ22m 捜索は高所作業に=韓国

聯合ニュース 4/12(水) 15:38配信

【木浦聯合ニュース】2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没し、このほど引き揚げられ埠頭(ふとう)に移された旅客船セウォル号の行方不明者捜索について、韓国海洋水産部と作業を請け負うコリアサルベージは12日までに作業計画を策定した。

 捜索は、事故に関する証拠が失われるのを防ぐため、客室部分を切断したりせず陸揚げしたそのままの状態で行う。地面側の左舷(下部)から進入すれば崩壊などの恐れがあることから、まずは上側の右舷(上部)から進入し、危険物を除去して安全を確かめる。

 横倒しになっているセウォル号は垂直の高さが22メートルと、マンション9階分に相当する。高い場所での作業となるため、船首と船尾側にそれぞれ高さ26メートルのジグザグの階段を設置し、作業員は高所作業車を使って捜索を行う。3~4階の客室にいると推定される行方不明者をまず捜索し、内部の泥や貨物、構造物を運び出して全て確認する計画だ。

 海洋水産部は来週初めまでかけて外部の洗浄や防疫作業、酸素濃度や有害ガスの測定、安全検査などを行い、捜索の準備を整える。

 セウォル号事故では修学旅行中の高校生ら295人が死亡し、9人が行方不明のままとなっている。

最終更新:4/12(水) 15:51

聯合ニュース