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京都工芸繊維大・副学長「国際化進んだ」 文科大臣表彰科学技術賞受賞で喜び

産経新聞 4/12(水) 7:55配信

 京都工芸繊維大(京都市左京区)のペッツォッティ・ジュセッペ副学長兼教授(56)=セラミック物理学=が11日、平成29年度の文部科学大臣表彰で科学技術賞の受賞が決まった。イタリア出身のジュセッペ氏は1日付で同大副学長に就任したばかり。「外国人を評価してくれるほど日本も国際化が進んだ」と、相次ぐ自身のうれしいニュースに喜びの声を語った。

 ジュセッペ氏は同大助教授だった平成12年ごろ、セラミックやガラスなどの素材に必ずあるナノメートル単位(ナノは10億分の1)のきわめて小さなゆがみについて、光や電子を使って可視化(見える化)できる技術を世界で初めて開発。同賞の受賞は、こうした技術が国内外の半導体メーカーの製品確認に使われるほど普及した点が評価された。

 研究者として日本在住歴約30年というジュセッペ氏は「産業界に貢献できたこともうれしい」と述べた。今後は副学長として大学の国際化を推進する重責を担うが、研究も「やめないし、今回の技術応用を図る」と意欲は衰えない。

最終更新:4/12(水) 7:55

産経新聞