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教育勅語問題 「道徳身に付きにくい」埼玉知事、学習指導要領を批判

産経新聞 4/12(水) 7:55配信

 上田清司知事は11日の定例会見で、教育勅語の教材使用をめぐる議論について「文部科学省の道徳本の中身がとても身に付きにくい表現でしか書いていないからだ」として基準となった学習指導要領を批判し、「結果として、教育勅語の内容が分かりやすい、使ったらどうだという話になっている」と述べた。

 上田知事は会見で、道徳の授業で扱う内容を示した学習指導要領の項目を読み上げて酷評。「友達と互いに信頼し、学び合って友情を深め、異性についても理解しながら、人間関係を築いていくこと」とした小学5、6年の「友情、信頼」について、「友達と仲良くしよう、だけで分かる。わざわざ難しく書いている」と指摘した。

 また、「社会参画の意識と社会連帯の自覚を高め、公共の精神をもってよりよい社会の実現に努めること」と記載した中学校の内容項目を「何がなんだか分からないように書いてある」と断じた。

 上田知事は道徳の学習指導要領を「友達と仲良くする、家族を大事にする、国や社会に役立つ人間になる、という当然のことを分かりやすく説明する能力に欠けている」と強調。教育勅語については「いいことが書かれているというのは以前から言われていた」と評価した。

最終更新:4/12(水) 7:55

産経新聞