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【真央一問一答1】全日本12位で「もう、いいんじゃないか」

4/12(水) 14:44配信

デイリースポーツ

 女子フィギュアスケートの浅田真央(26)が12日、都内のホテルで引退会見に臨み、引退を決意した経緯や現在の心境を語った。12位に終わった昨年12月の全日本選手権を終えたタイミングで「ああ、もういいんじゃないかな」という気持ちが芽生えたことを明かした。以下、一問一答要旨のその1。

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 (会見場に入りあいさつ。白のブラウスにジャケットといういでたち)

 「皆さんこんにちは。浅田真央です。本日はお忙しい中、このような場に集まりいただきありがとうございます。2日前にホームページで発表しましたが、またあらためてご報告いたします。私、浅田真央は選手生活を終える決断を致しました。長い選手生活だったんですけど、たくさん山がありました。でも、そのたくさんの山を乗り越えられたのも支えてくださった方々やたくさんの方々の応援があったからだと思います。今日は感謝の気持ちをお伝えできればと思い、このような場を設けさせていただきました。今日はよろしくお願いします」

 -2日前、引退を発表した。今の心境は。

 「入ってきたときにこれだけたくさんの方がいらしてくださっていたのでびっくりしたんですけど、今は落ち着いています」

 -いろんな人から声をかけられたのではないか。

 「発表してからは、本当にたくさんの方が連絡をくださったんですけど。皆さんお疲れさまという言葉をかけてくださったので、私も、選手生活を終えるんだなという気持ちになりました」

 -親しい方への報告はどのようにしたか。

 「少し前ですけど、家族だったり友達に報告しました。みんなお疲れさまって、よく頑張ったねと言ってくれました」

 -引退を決めたきっかけ、時期は。

 「(ソチ五輪後に)私は復帰してから、いい形でスタートできたんですけど、そこから練習をするにつれて、試合に出るにつれて、今のスケート界の時代はすごいので、私自身、ついて行けるのかなという思いが強くなったり、気持ちだったり体の部分で復帰前よりもつらいことが多くなりました。なんとか1シーズンは乗り切れたんですけど、2シーズン目からはなんとかなんとか頑張ろうという思いだけでやってきました。最後の全日本選手権で、『ああ、もう、いいんじゃないかな』というふうに思いました」

 -全日本選手権から発表までの3カ月で、迷いは生じなかったか。

 「自分が復帰してからずっと掲げていた平昌五輪に出るという目標があったので、私自身、自分が言ってしまったこと、自分が目標をやり遂げなきゃいけないという思いがあったので、自分が言ってしまったこととの葛藤はありました」

 -具体的な決心の時期は。

 「全日本が終わって、すべて結果が出た時に『あー、終わったんだな』というふうには思いました。でも、日がたつにつれて、やっぱり自分が言ってしまったことは今まで最後までやり通してきたので、やらなきゃいけないんじゃないかという思いが強くて(決断や発表が)ここまで延びてしまいました」

 -掲げた目標を上回る達成感があったということか。

 「ソチ五輪が終わってから(世界選手権で優勝し)最高の形で終えることができたんですけど、自分の体もまだまだできますし、自分の気持ちとしてもまだまだやれるという思いあったので復帰しました。でも、自分が実際、挑戦してみて、もう気持ちも体も、自分の…気力も、もう全部出し切ったので、今は挑戦して何も悔いはないです」

 -最後の大会となった全日本選手権を振り返って、どう思うか。

 「最後になるのかなという気持ちはソチ五輪後の世界選手権ほどではなかったですけど、最後トリプルアクセルに挑戦して終われたのは、何か自分らしかったかなと思います」