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イラン前大統領、一転して候補者登録 最高指導者に反旗

朝日新聞デジタル 4/12(水) 23:45配信

 5月19日のイラン大統領選への不出馬を表明していたアフマディネジャド前大統領(60)が12日、一転して候補者登録を行った。昨年9月、最高指導者ハメネイ師の勧告を受けて「出馬しません」との書簡を送っていたが、最高指導者に公然と反旗を翻した形だ。

 地元メディアによると、アフマディネジャド氏は12日、自身の側近で既に出馬表明をしていたバガイ元副大統領(48)とともに候補者登録をした。手続き終了後、「最高指導者の言葉は命令だという人もいるが、単なる助言にすぎない」と発言した。

 イランの大統領選では、最高指導者が指名した宗教指導者と国会が信任した法律専門家で構成する護憲評議会が、候補者を事前に審査する。ハメネイ師は不出馬を勧告する際、アフマディネジャド氏の立候補で「国は二つに割れる」としており、失格になる可能性がある。ロハニ政権を批判してきたアフマディネジャド氏は「候補者登録はバガイ氏の応援のため」とも語った。自らの出馬でバガイ氏への注目を集め、集票につなげる狙いもありそうだ。

朝日新聞社

最終更新:4/12(水) 23:45

朝日新聞デジタル