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<プロ野球>三方向に打ち分け 西武・浅村初の5安打

毎日新聞 4/12(水) 21:50配信

 ○西武10-5楽天●(コボパーク宮城・12日)

 右に左に中前に。今季背番号「3」を継承した3番打者の西武の浅村が、三方向に打ち分けて、プロ入り初の1試合5安打と大暴れ。首位を走る楽天を止めた。

 同点に追いついた直後の四回1死満塁。相手は楽天のエース則本。1ストライクからの2球目は、高めのストレート。「犠飛でもOKだから」とリラックスしてスイングすると左前への勝ち越し打となった。

 「3」番は、これまで清原、中島(現オリックス)ら強力なスラッガーがつけてきた特別な番号だ。しかし、今の浅村は、そことは一線を画する存在。辻監督が「流れを見て考えられるようになった」と評したように、中軸ながら、つなぐ意識にも重点を置いている。

 この日は一回に3点を失う苦しい状況。それでも「後ろに長打力のある選手がいる」と4番の中村を信頼して、ミートに専念。放った5安打はいずれも単打だった。九回1死一塁では、浅村が中前打すると、中村がこの日2本塁打目となる左越え3ラン。狙い通りの攻撃で、だめ押し点を奪った。

 辻監督は「則本みたいに良い投手を打ち崩せた」とにんまり。今季初の2桁安打、2桁得点と、新主将にけん引されて、西武が勢いに乗ってきた。【岸本悠】

最終更新:4/12(水) 21:57

毎日新聞