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「西郷どん」薩摩言葉で字幕出さない方針 鈴木亮平は「妥協しない」

スポニチアネックス 4/12(水) 13:50配信

 俳優の鈴木亮平(34)が主演するNHK次期大河ドラマ「西郷(せご)どん」(来年1月スタート)の新たな出演者発表会見が12日、東京・渋谷の同局で行われ、鈴木とともに新キャスト陣が登壇した。

【写真】勢ぞろいした新キャストと鈴木亮平

 新キャストを前に鈴木は「前回の発表に引き続き理想のキャストの方々が集まってくれました。ふんどしを締めなおしてクランクインに向けて準備していきたいと思います」と意気込みを語り、「先ほど控室でもお話をしたんですけど、人間的にも素晴らしい方で1年以上(ともに)撮影していくのが楽しみです」と笑顔を見せた。

 その中でも、西郷どんたちにとってよき相談相手で先生でもある赤山靱負を演じる鹿児島県出身の沢村一樹(49)からは「『鹿児島弁やってみ』と言われまして、言ってみたら『今からやっておかないとヤバいよ!』ってすごいプレッシャーをかけられました」と明かし、「でもそこは妥協したくなんです。時間の制約がある中でどんどん台詞が来て大変だと思うんですけど、実は大学で言語学を専攻していまして、言葉というものを大事にしているので、方言というものにも妥協せず、演技の前にある大きなハードルとして乗り越えて行きたいなと思います」と気合いを入れた。

 そんな鈴木に沢村は「鹿児島弁は本当に大変なので、鈴木君を囲む会として何度かこっちに上京してきている友人たちと催して、生の鹿児島弁をみんなで叩き込んでやろうかなと。撮影前に何度か食事をできたらいいなあと思います」ニンマリ微笑んだ。

 なお、制作統括の櫻井賢氏は方言について「全国の皆さまが聞くと分からないような薩摩言葉は多用できないので、イントネーションはもちろんですが語尾ですね。薩摩言葉は大事にしております。薩摩出身の(役)の方々は方言と格闘することになると思いますが、薩摩言葉を喋っていただくと、その人物の持っているキャラクターや風土が湧きたつので、そこは今回のドラマの力になりますし、西郷さんの人柄も含めて薩摩言葉からにじんでくるものがいっぱいあると思います」とコメント。字幕を使うか聞かれると「字幕なしのまま分かっていただくようにやって行こうと思います」と明かした。

 原作は、作家の林真理子さんが雑誌「本の旅人」で連載中の小説「西郷どん!」。西郷の妻や家族らとの人間関係を中心に描き、大きな影響を受ける島津斉彬との出会いや篤姫との淡い恋、島流し先の奄美大島での苦労なども盛り込まれる。脚本は鈴木も出演した14年NHK連続テレビ小説「花子とアン」を手がけた中園ミホさんが担当する。

 このほか、於一(篤姫)に北川景子(30)、大山格之助に北村有起哉(42)、有村俊斎に高橋光臣(35)、村田新八に堀井新太(24)、ふきに高梨臨(28)、赤山靱負に沢村一樹(49)、幾島に斉藤由貴(50)、島津斉興に鹿賀丈史(66)、由羅に小柳ルミ子(64)が発表された。

最終更新:4/12(水) 14:32

スポニチアネックス