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<経済財政諮問会議>医療費の標準化提言 地域格差縮小へ

毎日新聞 4/12(水) 22:51配信

 政府の経済財政諮問会議が12日開かれ、民間議員は地域間で大きく異なる診療頻度などのデータを、分かりやすく示すよう提言した。過剰な診療を実施している自治体に効率化を促し、医療費の伸びを抑制する狙いがある。地域間格差の縮小に向け、国に医療サービスの標準化を段階的に進めることも求めた。

 安倍晋三首相は同日の会議で「塩崎(恭久厚生労働)大臣を中心に、自治体の先進事例の(共有など)実効的な施策をスピード感をもって実施していただきたい」と指示した。

 民間議員は、高齢者1人当たりの入院医療費と介護費が相関関係にあるとも指摘。急増する社会保障費の抑制に向け、「医療と介護の一体改革が必要」と提言した。

 内閣府は12日、各都道府県がどの程度の頻度で診療をしているかが分かるグラフをホームページで公開。2015年度のレセプト(診療報酬明細書)を基に、MRI(磁気共鳴画像化装置)撮影など診療報酬項目別に全約5000項目を網羅している。複数の市町村にまたがる「医療圏」ごとのグラフの掲載も検討する。【大久保渉】

最終更新:4/12(水) 22:51

毎日新聞