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【皐月賞】カデナ、上々の伸び13秒0!福永も太鼓判「バッチリ」

スポーツ報知 4/13(木) 6:03配信

◆皐月賞追い切り(12日・栗東トレセン)

 牡馬クラシック第1弾の皐月賞(16日、中山)の追い切りが12日、東西のトレセンで行われた。報知杯弥生賞の覇者カデナは坂路でしっかりと脚を伸ばした。また、追い切りに騎乗した福永騎手を直撃。意気込みなどを聞いた。

 日を追うごとに絆は深まっている。整地明けの栗東・坂路で福永を背に姿を現したカデナ。呼吸を合わせて駆け上がると徐々に加速し、この日にしては上々の13秒0でフィニッシュ。残り200メートル手前で、軸脚を替えて一瞬だけふらつく面を見せたが、その後はしっかりと脚を伸ばした。

 福永(以下、「福」)「前日は風が強くて元気よかったが、今日は最初の1ハロンを15秒くらいで入っても大丈夫だった。タイム、動きともにいい追い切り。バッチリ」

 前走の報知杯弥生賞前から追い切り日以外もまたがり、つきっきりで調教。人馬の主従関係は確実に構築されつつある。

 福「鈍いくらい落ち着いていて『起きろ』というくらい。でも、スイッチが入ったら走る。スタッフも『乗りやすい』と言ってくれているし、操縦性が高まっている」

 本番と同じ条件のトライアルを直線一気で差し切り。今年初戦をきっちり決めて、18頭のメンバーで唯一、京都2歳S、報知杯弥生賞と2つの重賞タイトルを手にして大一番を迎える。

 福「先を見据えた状態で勝ち切り、改めて高いポテンシャルを感じた。けがした(2月上旬に左肘のじん帯を痛めて3週間休養)直後に前田幸治オーナーが『弥生賞に間に合わなくても、本番はお前でいくから』と言ってくださった。このチームで大きなタイトルを取りたい」

 夢を託してくれたオーナー、そして信頼して調教を任せてくれた厩舎。今まで以上に一体感が高まっている。最後にバトンを受け取った福永は、自身16度目の挑戦へ確かな手応えをにじませた。

(橋本 樹理)

【中竹師に聞く―馬体のバランス整ってきた】 

 ―カデナの追い切りを見て、いかがですか。

 「先週、しっかり負荷をかけたので、オープン馬を先行させて、それを追いかける形。ジョッキー(福永)に『反応が悪かったら追って』と言ったが、追わなかったので反応はよかったんだと思う」

 ―前走の報知杯弥生賞を振り返ってください。

 「1、2コーナーではかなりスローペースで厳しいなと思ったが、強い勝ち方。仕上げが甘かったかと思ったが、当日に馬場へ行ったら雰囲気が変わっていた。結果を出してくれて、うれしい誤算だった」

 ―この馬の魅力はどこでしょうか。

 「瞬発力が一番の武器だが、パワーも兼ね備えている。上腕が発達しているが、馬体の上の部分も良くなってきて、上と下のバランスが整ってきた」

 ―中竹調教師自身、クラシック初制覇がかかります。手応えをお願いします。

 「いつもどのレースも勝ちに行っているが、特に欲しいタイトル。現時点では満足のいく状態。中山ではじける姿を見てほしい」

最終更新:4/13(木) 15:07

スポーツ報知

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