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【大宮】DF高山、バー直撃でパパ1号ならず…守備では今季初の無失点に貢献

スポーツ報知 4/12(水) 23:58配信

◆YBCルヴァン杯 ▽グル―プステ―ジ第2節A組 大宮0―0柏(12日・NACK5スタジアム)

 無情にもバーをたたいた。後半23分。大宮MF大山の右からのクロス。ゴール前で頭で合わせたのはDF高山だった。「『来たー』って思ってしまった自分がいました」。しっかりと頭で捕らえたボールは、ゴールにおさまるかに見えたが、バー直撃。「いい形でヘディングできたんですけど…」思わず両手で頭を抱えた。

 ゴールを決めたかった何よりの理由があった。7日に待望の第1子(男)が生まれた。「家族が一人増え、これからより一層、頑張らないといけないと思っています。良いサッカー選手に、そして良い父親になれるように努力していきます」。パパとなって初の試合は今季初の公式戦のピッチ。それだけにゴールでみずからゆりかごダンスを披露したかった。「自分でゆりかごダンスやりたくて…。ヘディングシュートの時、すごく悔しくて…」と試合後にも悔しさは残った。

 それでも守備ではDF山越とのセンターバックのコンビで無失点に貢献。後半から出てきた柏FWディエゴ・オリヴェイラ、クリスティアーノにも臆することなく対応した。「オリヴェイラ、クリスティアーノはトップトップの選手。そういう相手にできた」と自信はつかんだ。最後は退場者が出て、10人になったが、絶対にゴールは割らせない。気迫の守備で無失点に抑えた。

 プロA契約(年俸上限なし、初年度だけ上限700万円)に移行する条件となる公式戦450試合出場まであと6分と迫っていたが、この日それもクリアした。「自分にハッパをかけて、次は奥さん、子どものためにゆりかご(ダンス)を」と次に再びゴールを狙う。チームは公式戦の連敗を6でストップ。パパ1号はならなかったが、今季初の無失点は奥さんと生まれてきた子どもに何よりのプレゼントとなったはずだ。

最終更新:4/13(木) 0:18

スポーツ報知