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シリア攻撃 マティス米国防長官、アサド政権の化学兵器使用は「疑いの余地なし」 擁護のロシアを「孤立している」とばっさり

産経新聞 4/12(水) 9:43配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】マティス米国防長官は11日、米軍によるシリアへのミサイル攻撃後初めて記者会見し、「シリアの(アサド)政権が(化学兵器による自国民への)攻撃を計画し、実行したのは疑いの余地がない」と強調した。

 マティス氏は、ロシアが化学兵器使用に関与したかどうかについては「分からない」としたが、スパイサー大統領報道官は11日の記者会見で、アサド政権を擁護するロシアは「孤立している」と述べ、ロシアにアサド政権との関係を見直すよう要求した。

 ホワイトハウス高官は同日、記者団に対し、アサド政権による攻撃の被害者を検査した結果、猛毒のサリンが使われたことが確認されたと発表。スパイサー氏は、アサド政権による攻撃であるとする事実に疑問を呈しているのは「シリアとイラン、北朝鮮、ロシアだけだ」と述べ、アサド政権が再び化学兵器を使えば米政権は再び行動に出ると強調した。

 一方、トランプ大統領は12日に放映されるFOXビジネスのインタビューで今後のシリア情勢の展開に関し、「われわれがシリアに入っていくことはない」と述べ、シリア情勢に本格介入する意思はないことを明らかにした。

 また、ボーテル米中央軍司令官は11日、対シリア攻撃で米軍が発射した巡航ミサイル59発のうち、目標に命中したのは57発だったと述べた。米国防総省は当初、59発全てが当たったと説明していた。

最終更新:4/12(水) 9:43

産経新聞