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浅田真央引退 “原点”の信州で度々ファンを魅了「残念だが、ご苦労さま」長野市長

産経新聞 4/12(水) 15:02配信

 引退表明したフィギュアスケート女子の浅田真央(26)は、各種大会や合宿、スケートショーで信州を度々訪れた。小学6年の時に、長野県南牧村の野辺山で行われた日本スケート連盟主催の通称「野辺山合宿」に参加し、トリプルアクセルを初めて決めたのは今も語り草だ。日本を代表する選手に成長してからも長野市内の競技施設で県内の多くのファンたちを魅了した。

 記憶に新しいのは休養中の平成26年7月、長野市のホワイトリングで開催されたスケートショー「THE ICE(ザ・アイス)真夏の氷上祭典2014」(IMG・長野放送主催)だ。姉の舞さん(28)とともにディズニー映画「アナと雪の女王」をイメージした衣装を着てテーマ曲に合わせた華麗な舞を披露した。公演後には23年の県北部地震で被災した栄村の小・中学生と交流した。

 浅田真央は公演後、報道陣の取材に「みんな笑顔で楽しんでくれて良かった。長野のたくさんの方に見てもらえてうれしいです」と笑顔で話していた。

 長野市のビッグハットで開催されたグランプリシリーズ最終戦NHK杯にも繰り返し出場した。18年には当時の世界歴代最高得点で頂点に立った。27年の大会では、フィギュアスケート男子の日本のエース、羽生結弦(22)の出場も相まって、市内のほとんどのホテルが満室になるほどヒートアップした。

 加藤久雄市長は11日の定例記者会見で「長野市でも幾度となく、すてきな舞を披露していただいた。現役引退は残念だが、ご苦労さまと伝えたい」と市民を代表してねぎらった。

最終更新:4/12(水) 15:02

産経新聞