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対中強硬派、スシ・インドネシア海洋・水産相が海保長官を表敬

産経新聞 4/12(水) 15:55配信

 来日中のインドネシアのスシ・プジアストゥティ海洋・水産相が12日、東京・霞が関の海上保安庁で中島敏長官を表敬訪問した。

 予定を大幅に超えて約50分間続いた訪問で、スシ氏は、インドネシアの違法操業の取締り状況など海洋・水産省の活動について説明。その上で、インドネシアと日本の海上保安分野に関する協力について意見交換した。中島長官は、海保とインドネシアの海上保安機関の間で長年にわたり協力関係があることに触れ、今後も協力関係を深めていく意向を伝えた。

 外務省によると、スシ氏は(1)海洋水産分野における日本との協力強化(2)水産加工業などの民間企業の視察を目的に来日。海保長官のほか、防衛相や農水相、水産庁長官などの表敬をこなしている。

 対中強硬派、親日派としても知られるスシ氏は高校中退後、魚の行商から身を立て、水産業で大成功して政界入りした異色の経歴の持ち主。インドネシア領海では中国やベトナム、フィリピンなどの漁船による違法操業が野放し状態だったが、スシ氏は取り締まりを強化し、違法漁船を容赦なく爆破してきた。爆破した外国漁船の数は大臣就任後の1年間で170隻以上とされる。

最終更新:4/12(水) 22:19

産経新聞