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東京市場でも円急伸、一時1ドル=109円35銭 平均株価は約4カ月ぶり安値

産経新聞 4/12(水) 20:32配信

 12日の東京市場は、北朝鮮やシリアの情勢緊迫化を背景に地政学リスクへの警戒感が高まり、円高・株安と長期金利の低下(国債価格は上昇)が進んだ。円相場は一時1ドル=109円35銭まで上昇し、約5カ月ぶりの円高ドル安水準をつけた。円高が嫌気されて日経平均株価は続落。終値は前日比195円26銭安の1万8552円61銭と年初来安値を更新し、約4カ月ぶりの安値水準に低迷した。

 米国は6日にシリア攻撃に踏み切り、足元では北朝鮮情勢も緊張感が高まっている。トランプ米大統領は北朝鮮情勢について、11日にツイッターで「中国が協力するなら素晴らしいが、そうでないならわれわれだけで問題を解決する」と投稿し牽制。投資家のリスク回避姿勢が強まり、比較的安全とされる円が買われた。12日の東京市場では株安も重なって一段と円高ドル安が進んだ。円高は自動車など輸出関連企業の業績の重しとなり、平均株価の下げ幅は一時287円に達した。

 円と並んで安全資産と位置づけられる日本国債も買われ、長期金利は低下。指標となる新発10年債の終値利回りは約4カ月半ぶりの低水準だった。

最終更新:4/12(水) 20:32

産経新聞