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格安SIM、買う前に知っておくべきメリット・デメリット

All About 4/12(水) 21:15配信

◆キャリア回線からの乗り換えをする前に知っておきたいコトとは

すっかり一般にも普及してきた感がある格安スマホ、格安SIM。キャリアのスマホに比べればグッとお安くスマホを使えるのは魅力ですが、今までキャリアのスマホだけを使ってきた人にとっては、環境が大きく変わることになります。

ここではそんな格安スマホ、格安SIMのメリット・デメリットをご紹介していきます。

◆格安SIM、格安スマホのメリットは?

まずは格安SIMのいいところ、メリットをご紹介します。

●スマホや回線を自由に選べる
大手キャリアでは回線とスマホをセットにして販売しています。契約する回線によって、ユーザーの選択できる端末が決まってしまうことになります。たとえば、現在、京セラのTORQUE(トルク)というタフな携帯電話(スマホではない)が一部で人気ですが、同機はauでしか契約できません(もっとも、この携帯電話はSIMフリー版が日本国内では正規販売されていないので、格安SIMでも使うことができないのですが)。

また以前までは、サムスンのギャラクシーがドコモでしか販売されないとか、ソニーモバイルのXperiaがソフトバンク回線向けでは販売されないなど、端末の選択にはさまざまな制約があったのです。

さて、現在日本のSIMフリースマホのなかで人気があるのは、HUAWEI、ASUS、アップルです。これらはドコモ系の格安SIMであれば、自由にMVNO業者(格安SIMを販売する業者)を選択して、使うことができます。

たとえば、ASUSのZenFone 3は人気機種の1つですが、OCNモバイルONEの回線でも、DTIの回線でも、IIJmioの回線でも自由に組み合わせて使うことができるわけです。


●リーズナブルに使える
格安スマホ、格安SIMはその呼称の通り、キャリアサービスよりもローコストに利用することができます。かつては格安SIM系列では「通話し放題サービス」が一般的ではなかったため、その点においてキャリアは優位でしたが、最近では多くのMVNO業者が通話し放題オプションを用意しているため、実用的にはほぼ同等に近くなってきています。

ちなみにこの通話し放題というのは無制限に話し放題というわけではなく、メインストリームは5分か10分間以内の通話であれば、何度使っても無料というもの。以前、総務省で携帯電話による通話の平均時間を調査したところ、4分台だったので5分以内であれば多くの人のほとんどの通話をカバーすることができる、という考えです。なお、現在のMVNO業者では5分以内の通話し放題オプションを用意しているものがほとんどで、10分以内に対応するのは多くない感じです。

では具体的にどれくらいリーズナブルなのでしょうか。5分間以内は通話し放題な、UQモバイルの「おしゃべりプラン」を例にした場合、端末をASUSのZenFone 3 Deluxeを利用すると想定して、他社からMNPして使うと、おしゃべりプランMで初年は毎月2980円、2年目以降で毎月3980円となり、キャリアスマホを使う場合のほぼ半額程度で済みます。

また、最近ではファーウェイNOVA liteやMOTO G5など端末価格が2~3万円程度でも十分に使える格安スマホがいろいろ登場するなど、よりリーズナブルに使いやすい環境が整ってきています。

●スマホ端末が気に入らなければ、買い換えることができる
キャリアでスマホを契約すると、通常2年間は同じ端末を使い続けなければなりません。そのスマホが自分にマッチしていればいいですが、使ってみて「これは違う」と思った場合でも2年間、使い続けなければならないのがつらいところです。もちろん、違約金を払えばキャリア端末でも買い換えることができますが、それは避けたいところです。

これが格安スマホであれば、回線はそのままに端末を買い換えて、SIMを差し替えるだけで同じ電話番号を使い続けることができます。

また、仕事で急に自分が必要とする機能が変わったりした場合でも柔軟に対応することができます。


●デュアルSIM(DSDS)機種なら海外で便利
最近ではZenFone 3やレノボ MOTO G5などのようにSIMのスロットを2つ持ち、かつどちらのSIMでも必要に応じて通話回線にしたり、データ通信に使ったり、必要に応じて切り替えることができるものがあります。

そのため、海外に行って現地のSIMを使う場合でも、日本のSIMと現地のSIMの両方を挿して切り替えて使うなど、手間がなく使うことができます。日本国内で使うにしても、通話とデータを異なるSIMで使うなど、自由度の高い使い方ができます。

大手キャリアも現在では海外のほとんどの国で現地の通信会社と契約し、現地のモバイル通信が使えるように配慮していますが、利用料金はやや高いのがネック。ドコモの「海外パケ・ホーダイ」は1日最大2,980円になるなど、割高感があります。

ただし、キャリアの場合はSIMを入手するなどの手間をかけずに使えるので、短期間の滞在で時間的な余裕がない場合などは便利という考え方もあるでしょう。

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最終更新:4/12(水) 21:15

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