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『BuzzFeed』『VICE』『¥マネーの虎』仕掛人が語る“生き残るコンテンツ“とは

SENSORS 4/12(水) 11:38配信

SENSORS IGNITION 2017 トークセッション「メディアの先駆者が語る!これから生き残るコンテンツとは?」。中村洋基氏(PARTY)がモデレーターを務めた本セッションには、古田大輔氏(BuzzFeed Japan)、佐藤ビンゴ氏(Vice Media Japan inc.)、栗原甚(日本テレビ)の三名が登壇。媒体やスタイルこそ異なれど、グローバルにコンテンツ展開をしてきた各社が「今後生き残るコンテンツ」を語り合った。

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■ローンチから一年、『BuzzFeed Japan』躍進の裏にあった“バズの定義“

中村:僕はこれまでTOKYO FMの「澤本・権八のすぐにおわりますから。」というラジオ番組に150回以上出演させてもらうなかで、様々なゲストに話をうかがってきました。面白いものを作っている人は、やはり普通の人の10倍くらい考え尽くして作っているんですね。本日お集まりいただいたコンテンツメーカーの方々にも根掘り葉掘り、自分がコンテンツを作る上で参考になるようなお話を聞いていければと思います。

まずは『BuzzFeed』の古田さん。日本版は独自にどのような戦い方をしようと思ったのか。まずは『BuzzFeed Japan』の戦略の裏側をお聞かせいただけますか?

古田:僕らは「バズる」という言葉をしっかり定義しています。単にPVが高いということを「バズる」とは呼びません。読んでもらった記事をシェアしてもらったり、コメントをつけてもらったり、「いいね!」を押してもらう。つまりエンゲージしてもらうことから広がっていくことを「バズる」と考えています。なぜ人が誰かとコンテンツをシェアしたくなるのかを科学していったことが、『BuzzFeed』がすごいスピードで伸びた理由の一つです。

では、日本ではどうなのか。実は人の心が動く根本の部分に違いはそれほどありません。僕らが大切にしているフォーマットが四つあります。(1)ナレッジ(人に知識を与えるもの)(2)エモーション(人の感情を動かすもの)(3)アイデンティティ(「自分はこういう人です」と人に紹介したくなるもの)(4)アスピレーション(「これやってみたい!」と思ってもらえるもの)。それでも当然、何によって動かされるのかは国ごとに微妙に異なります。そこをチューニングしていく。2016年のローンチ当初は、あらゆるタイプのコンテンツを出して、それぞれの反応を見ていきました。

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最終更新:4/12(水) 12:13

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