ここから本文です

紀要「長崎学」創刊 精霊流しなど歴史・文化紹介

長崎新聞 4/12(水) 10:45配信

 長崎市の長崎学研究所(土肥原弘久所長)はこのほど、長崎固有の歴史や文化について研究成果をまとめた紀要「長崎学」を創刊した。

 同研究所は、長崎市域の歴史や文化をテーマとする「長崎学」の研究、情報発信の拠点として同市が昨年4月に開設。同研究所の職員や県内大学、民間の研究者がまとめた論文などを掲載した。

 論文を執筆した同研究所の学芸員、藤本健太郎さん(27)は明治から昭和にかけて長崎学の礎を築いた古賀十二郎を研究。「長崎学の第一人者がどんな形で歴史を解明したかを見てほしい」と語る。

 このほか伝統行事「精霊流し」の取材報告では、精霊船の構造や流し方などを紹介。土肥原所長は「多くの人に読んでもらって長崎学の裾野を広げたい」と話した。

 A4判、163ページ。2千円(税込み)。300部製作。同市文化財課やシーボルト記念館(同市鳴滝2丁目)で販売している。問い合わせは同研究所(電095・818・8388)。

長崎新聞社

最終更新:4/12(水) 10:45

長崎新聞