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マイナス31度のレース、“世界一寒い”北極マラソン

ロイター 4/12(水) 14:18配信

 2017年北極マラソンは4月8日、気温マイナス31度の中、物理的北極点にあるロシアのバネオ基地の周回コースで行われ、男子の部ではポーランド人のPiotr Sucheniaさんが優勝した。女子の部は、フランス人のFrederique Laurent さんが優勝。
 北極探検のベースキャンプも兼ねるバネオ基地は、北極点から49キロところにあるが、浮氷の上に設営されるため、北寄りの風によって時速800メートルの速さで南東に流されている。
 基地を中心とした周回コースの氷上にはマーカーが置かれ、選手はそれを目印に12周するが、1周毎にリフレッシュメントテントで暖を取り、脱水症状を防ぐため温かい飲み物とスナックを取ることが認められている。
 今年は20か国から54人が参加。長袖の下着上下に加えて数枚の防寒着を重ね着し、その上に防水ランニングパンツとアウターウエアを着込んでのレースとなる。
 男子の部で優勝したSucheniaさん(37)は、リフレッシュメントテントで休息も取らず、4時間6分34秒で優勝。2位と3位にはネパールのBhim GurungさんとSamir Tamangさんが、それぞれ4時間18分50秒と4時間31分23秒でゴールインした。女子の部で優勝したLaurent さんの記録は6時間21分3秒。

(北極点、4月11日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)

最終更新:4/12(水) 14:18

ロイター