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トヨタ 新型プリウスPHVを実燃費テスト ~EV・HVモードの違いとは~

オートックワン 4/12(水) 14:50配信

新型プリウスPHVのEV走行可能距離は50~60km、電気代わずか80円!?

新型プリウスPHVの“ECO性能”について報じられるスペックはカタログ値のみ[※充電電力使用時走行距離:68.2km(プラグインレンジ)/ハイブリッド燃料消費率:37.2km/L(JC08モード燃費)]。未だ実データが取れていなかった。

トヨタ 新型プリウスPHV 燃費レポート フォトギャラリー

果たしてどの程度の環境性能を持っているのか? キッチリとチェックしてみることにした次第。

まずプリウスPHVにおける「PHVの基本性能」といってよいEV(電気自動車)としての航続距離(充電電力使用時走行距離)から。

これは満充電で走り始め、エンジン掛かるまでのEV走行距離を試す。といっても燃費計測と同じく、走行条件や運転テクニックにより幅があるので明確な数字は出せない。

そこで首都高の制限速度(40~80km/h)を守って走ってみたら、おおよそ60km程度。これが電気だけで走れるプリウスPHVの上限と考えていいと思う。

また、東京都内の街中を私の運転で走って(ブレーキは弱く掛け回生制動をキチンと使う)55km前後。平均的な運転だと50kmをイメージして頂ければ間違いなかろう。その場合、カラの状態から満充電まで夜間電力料金だと80円くらい。50kmの移動が80円で出来ちゃうんだからリーズナブルだと思う。

ちなみに普通のプリウスで50km走ったら、ガソリンを約2リッター消費する(プリウスPHVのハイブリッドモードも同等の燃費)。1リッター125円だとコストは250円ということになる。やはり電気を使った方が、圧倒的にエネルギーコストはお得だと考えます。しかもガソリンスタンドに行く手間もなし!

日常ではEVのメリットを享受しながらロングドライブでの安心も担保

それにしても、プリウスPHVの電気自動車としての性能や快適性は素晴らしい。加速時に走行用モーター+発電機をモーターとして使うことで、日産 リーフと同等の追い越し加速なのだった。もちろん普通のプリウスより圧倒的にアクセルレスポンス良く、乗っていて楽しさすら感じる。ECOカーだということを忘れるほど。

一般的なプリウスPHVの使い方だと、1日あたりの走行距離が50kmを超えると言うことはあまりないと思う(毎日50km走ったら年間で18,000km)。したがって基本的には性能的にも実用上も、プリウスPHVは(ほぼ)電気自動車だと考えていいんじゃなかろうか。

いっぽうプリウスPHVが電気自動車と異なるのは、電気がなくなってもストレスなく走れること。

実際、電気自動車に乗っていて一番不安になるのが、電気残量が減ってきた時だ。同じルートを走っているなら問題無いけれど、帰りに寄り道したり、高速道路で降りるICを間違えたりすると、イッキに緊急事態となってしまう。プリウスPHVなら、電気自動車の魅力を持ちながら、安心出来ます。

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最終更新:4/12(水) 14:50

オートックワン